心臓には「4つの弁」があります。弁に関する病気は、どの弁に支障があるかによって、タイプが分かれます。
どの弁疾患でも、等級を満たせば障害年金の対象です。
等級は原則3級
人工弁の等級は、原則3級ですが、症状によっては2級以上に該当する可能性もあります。
2級と認められるのには、主に『障害認定基準2級』に記載されている要件に該当する必要があります。
その他、就労状況なども考慮されます。
2級の更新の注意点
人工弁で3級の障害年金を貰った場合「就労の有無」や「収入」に関わらず、他の要件をクリアしていれば受給が認められます。
また人工弁を外すといったことは稀であり、症状に変化がないことから「更新が不要」の永久認定とされることも多いです。
一方、2級の場合は検査結果や症状、就労の有無などで決まります。よって、更新時は検査結果などによって3級となる可能性もあります。
収入に関わらず受給可能
障害年金は、就労が困難な場合に支給されることが基本です。
よって労働可能な場合は、障害年金の受給が難しくなります。
ただし人工弁は「就労の有無」や「収入」に関わらず、他の要件をクリアしていれば受給が認められます。
また障害年金を貰いながら、仕事をし続けることも可能です。