大動脈弁輸拡張症(人工弁)|障害基礎年金2級 

大動脈弁輸拡張症(人工弁)|障害基礎年金2級

対象者の基本データ

病名 大動脈弁輸拡張症(だいどうみゃくべんゆかくしょうしょう)
性別 男性
支給額 月 約8.3万円(子の加算1.8万円を含む)
障害の状態 動悸や息切れ、疲れやすさあり
申請結果 障害基礎年金2級

 

ご相談までの経緯

数年前より息切れと動悸を自覚していたMさんは、何か異常があるのではと考え病院を受診しました。

初診病院では詳しい検査もなく、メンタル疾患の可能性を指摘されました。

ただMさんとしてはどうも納得いかず、念のため検査をしたいと相談、紹介状をもらい大学病院にて精密検査を行うことを希望しました。

大学病院では大動脈弁輸拡張症と診断を受け、約1年後に人工弁置換術を施行しました。

今でも動悸や息切れ、疲れやすさがあり仕事は事務などあまり体力を使わない職場を選んで勤めています。

症状により、労働時間を減らしたため収入も減少。

奥さんも働き始めたのですが、まだ小さなお子さんもいることから経済的な不安を感じ、何らかの支援は無いかと考え調べたところ「障害年金」の存在を知ったそうです。

当初、ご自身で申請準備をしていたのですが、「初診病院で取得する受診状況等証明書」をどこの病院でもらえば良いのかわからず、当事務所にご相談がありました。

Mさんのお話から、初診病院や今後の申請方法についてお伝えしました。

その後、申請準備を進めていたそうですが、思っていたより申請手続きが大変と感じたそうで、日を改めて申請代行のご連絡を頂きました。

 

申請結果

現在のより詳しい状況や、直近の検査結果などから2級の可能性がありました。

人工弁は原則3級のため、2級となると「検査結果・症状」に加え「就労状況」も重要となってきます。

よって業務内容や勤務時間、就労中の様子などもしっかり診断書や他の書類に反映させていただきました。

結果、無事に「2級」の認定を受けることができました。

奥様とお子さん分の加算も付き、経済的な不安が随分解消されたとのことでした。

 

【ポイント1】誤診された場合も初診病院

申請しようとしている病名とは「別の病名」を告げられた場合の取り扱いには要注意です。

障害年金では、たとえ異なる病名を診断されたとしても『異常を感じてから初めて受診した病院が初診病院』とされます。

Mさんのように、現病名とことなる診断がなされたときであっても、最初に受診した病院が初診となります。

 

【ポイント2】症状によっては2級の可能性もあり

人工弁の等級は、原則3級ですが、症状によっては2級以上に該当する可能性もあります。

2級以上に当てはまると加算(配偶者・子の加算)がつきます。(※)3級には加算がありません。

なお2級と認められるのには、主に『障害認定基準2級』に記載されている要件に該当する必要があります。その他、就労状況なども考慮されます。

 

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