【事例870】大動脈弁閉鎖不全症・慢性心不全・洞性徐脈・心房中隔瘤|障害厚生年金3級 

大動脈弁閉鎖不全症、慢性心不全、洞性徐脈・心房中隔瘤|障害厚生年金3級 

対象者の基本データ

病名 大動脈弁閉鎖不全症・慢性心不全・洞性徐脈・心房中隔瘤
性別 女性
支給額 年額 約58万円
障害の状態
  • 胸の痛みや圧迫感がある
  • 動悸、息切れの症状もみられる
  • 家事や身の回りのことにも制限がありヘルパーに任せている
  • 買い物などの外出も控えている
申請結果 障害厚生年金3級

 

ご相談までの経緯

前回、障害年金の請求手続きをサポートいたしました。

今回、初めての更新ということで、更新手続きについてもサポートのご依頼をいただきました。

 

申請結果

更新の場合、更新月の3ヵ月程前に年金機構から送付される更新用の診断書様式である「障害状態確認届」を提出することにより手続きが可能です。(ポイント①)

事前に前回の申請時から現在までの経過や症状等をヒアリングし、参考資料としてまとめ、通院中の病院へ診断書の作成依頼を行いました。

主治医の先生が以前診断書を作成してくださった先生と変更になったことをご依頼者様は懸念されていましたが、状態が的確に反映された診断書を取得することができ安心しました。

通常、更新の場合はこの「障害状態確認届」のみで手続きが可能ですが、診断書の補足書類として現在までの経過、病状等について病歴就労状況等申立書を作成し、提出しました。(ポイント②)

結果、等級に変更なく、引き続き障害厚生年金3級を受給することとなりました。

 

【ポイント1】障害年金と更新

障害年金は基本的には期限を区切られて都度更新の手続きが必要となります。

これを有期認定といいます。

有期認定は1~5年ごとに「障害状態確認届」という診断書付きの現況届の提出が必要です。

「次回の診断書の提出はいつ頃なのか?」は、障害の状態や、これまでの治療の経緯によって1年後、2年後・・など決められます。

病名によって決められているわけではありません。

次の更新手続きがいつなのかは年金証書や結果の通知はがきを確認しておかれるとよいでしょう。

障害年金の更新に関しましては以下の動画でもご説明していますのでご参照下さい。

 

【ポイント2】 障害年金の更新時の提出書類について

障害年金の更新には障害状態確認届(診断書)の提出だけで行うことができます。

しかし、診断書の項目だけでは請求者の障がいの症状を表現しきれない事があり不十分な事があります。

そのようなケースでは、診断書の背景を伝えるような補足資料を添付することで、請求者の状態を適切に表現する事もあります。

 

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    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

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