【無料受給判定】精神の障害年金無料診断
人工血管(心臓)厚生年金3級大動脈解離心臓

【事例873】急性大動脈解離 Stanford A|障害厚生年金3級

急性大動脈解離 Stanford A(人工血管)|障害厚生年金3級

対象者の基本データ

病名 急性大動脈解離 Stanford A
性別 男性
支給額 年額 約58万円
遡及金額 約181万円
障害の状態
  • 人工血管、ステントグラフト挿入術あり
  • 医師より激しい運動や重労働は行わないよう制限を受けている
  • 眩暈や動悸、胸痛、息切れなどの自覚症状がある
  • 身体障害者手帳なし
申請結果 障害厚生年金3級

 

ご相談までの経緯

3年程前、胸に痛みを覚えるようになり、A病院を受診しました。

A病院では、心疾患、肺梗塞の可能性を指摘され、要精査の為即日B病院へ転医することとなりました。

紹介先のB病院の駐車場で解離を起こして倒れ、緊急手術が必要な状態であるため、ドクターヘリでC病院へ搬送され、大動脈人工血管置換術を受けました。

術後退院後は年1回の経過観察となりましたが、眩暈や動悸、息切れなどの症状があり、就労にも制限のある状況が続いていました。

最初の手術から1年半程経過後、突然の激しい吐き気や胸の痛みが出現し、D病院へ救急搬送されました。

初回手術の吻合部に大動脈瘤が発生していることが分かり、緊急でステントグラフト治療を受けました。

術後は病状安定し、経過観察を継続しています。

今もなお眩暈や動悸、息切れなどの症状は続いており、重労働は制限を受けている状態です。

仕事に対する制限がある中で、経済的な不安を抱えるようになり、ネットで受けられる支援を探していたところ、障害年金のことを知りました。

当事務所のHP・Youtubeをご覧になり、ご相談の連絡をいただきました。

 

申請結果

今回のご相談者様は初診日にA病院→B病院→C病院へと転院されており、初診日同日にC病院にて1回目の人工血管置換術を受けておられました。

手続きではまず初診日の証明となる受診状況等証明書はA病院にて取得します。

初診日を確認し、初診時点で厚生年金に加入していること、保険料の納付要件を問題なく満たしていることを確認し、診断書の取得へと進めます。

初診日から1年6月経過する前に人工血管を挿入していた為、障害認定日の特例(ポイント①)に該当し、障害認定日請求を行う為に人工血管置換術を受けたC病院の初診日(人工血管置換術日)時点の障害状態のわかる診断書を1通取得しました。

大動脈疾患の場合は、他の心疾患における人工弁やペースメーカーの装着時の障害認定基準とは異なり、人工血管を挿入したことだけでは等級に該当するとは限りません。

大動脈に人工血管を挿入し、”かつ”、軽度の症状があり、就労に制限がある場合は「3級」に該当する可能性があります。(ポイント②)

そのため、障害認定日時点の状態だけでなく、請求日現在時点の状態も等級に該当することを証明していく必要がありますので、通院中のD病院にて現在の状態のわかる診断書を1通取得します。

診断書の取得に当たり、改めて自覚症状や普段の日常生活状況について主治医の先生に橋渡しを行い、人工血管を挿入した後もなお自覚症状があり、仕事には制限を受ける状態にあることを診断書にも反映していただくことが出来ました。

申請の結果、「障害厚生年金3級」として、障害認定日(初診日)の翌月分から遡って年金が支給されることとなりました。

 

【ポイント1】障害認定日の特例(ステントグラフト)

障害年金は初診日から原則的に1年6ヶ月を経過した後でしか請求ができません。

しかし、ステントグラフト(人工血管)を初診日から1年6ヶ月以内に装着した場合には、その手術日以降であれば障害年金の請求が可能となります。

これを障害認定日の特例といいます。

 

【ポイント2】人工血管は原則3級

人工血管を挿入しても軽度の障害が残る場合は障害厚生年金3級に該当します。

ただし、障害厚生年金3級というのは初診日に厚生年金に該当していなければもらうことができませんので注意が必要です。

 

人工血管の障害年金申請

『【社労士が解説】人工血管で障害年金を受給するポイント』でも詳しくご説明していますので、是非ご参照ください。

【社労士が解説】人工血管で障害年金を受給するポイント
人工血管を挿入しても軽度の障害が残る場合、要件を満たすことで障害年金を受給できる可能性があります。 人工血管で障害年金を受給する場合の等級は、原則3級です。 ただし、障害年金3級というのは初診日に厚生年金又は共済年金に加入していなければもら...

 

動画で解説

大動脈解離で障害年金を受給する3つのポイントを動画でも説明していますので、是非ご覧ください。

 

その他の循環器の障害の事例

 

    お問合せから申請までの流れ

    お問合せの流れ

    「入院中なので事務所へ行けない」「家から出られない」「人と話すのが苦手・・・」という場合は、ホームページのお問合せフォーム以外にも電話やLINEなどでお気軽にご連絡下さい。

    電話やメール、LINEなどでご質問いただいても、必ず当事務所にご依頼頂かなければいけないということではございません。

    お問合せ頂いた後に当センターから営業の電話などをすることもございませんので、その点はご安心下さい。

    ゆっくりご検討下さい。

    問合せ

    以下のようなご質問の他、どんな些細な事でも結構ですので、お気軽にご相談下さい。

    • 自分がもらえるのかどうか診断して欲しい

    • もらえるとしたら、いくらぐらい受給出来るのかを知りたい

    • 何から手をつけたら良いのかわからない

    • 障害年金にチャレンジしてみたいと思っている

    • どうすればもらえるのか「方法」を知りたい

    • 年金事務所に相談したものの、説明が分かりにくかった・・・

    • 障害手帳を持ってはいるが、障害年金を受給していない

    精神疾患での障害年金無料自動診断

    精神疾患での障害年金の申請をご検討の場合、必要事項を入力頂くだけで「障害年金が受給できる可能性があるか」また「何級相当を受給できる可能性があるか」が自動で表示されます。
    以下のバナーをクリック頂くと、自動無料診断ページにいきます。
    費用は一切かかりませんし、匿名でもご利用頂けます。
    診断の後にこちらから営業の連絡なども致しませんので、安心してお試し下さい。

    精神の障害年金無料診断ページ 障害年金無料自動診断

     

    遠方の事務所への依頼がご心配の方へ

    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

    お電話でのお問い合わせはこちら

    無料診断・相談はコチラ

    LINE@でのお問合せはこちら

    当事務所では面会やお電話に加えてLINEでのやりとりも対応しております。
    いろいろな事情で面会やお電話でのやりとりが難しい場合は、お気軽にラインでお問合せ下さい。

    LINE友達追加

    ホームページのフォームからのお問い合わせ

    以下のフォームからお問合せ下さい。

    ※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。 届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、お電話で当センターまでご確認下さい。

    お住まいの都道府県

    (必須項目)

    生年月日

    西暦 (必須項目)

    お名前

    メールアドレス

    傷病名

    お問い合わせ内容

    現在お仕事はしていますか?

    現在生活保護を受給していますか?

    相談は無料ですのでお気軽にご相談ください
    相談は無料ですのでお気軽にご相談ください