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F2厚生年金2級精神統合失調症

【事例360】統合失調症|障害厚生年金2級

統合失調症|障害厚生年金2級

対象者の基本データ

病名 統合失調症(とうごうしっちょうしょう)
性別 男性
支給額 年額 約120万円
障害の状態
  • 地域活動支援センターへ通所中
  • 妄想や強迫症状が強い
  • 一日に何度も同じ道を徘徊することがある
  • 精神障害者保健福祉手帳:なし
申請結果 障害厚生年金2級

 

ご相談までの経緯

昔から脳の圧迫感や特定の数字が気になる・こうしなければならないなどの強迫的観念があったといいます。

自分の中での縛りが多く他人とは違うように感じストレスや辛さを感じる事があったとのことですが、日常生活に支障は無く、病気とは考えてもいなかった為、長い間、通院はしいませんでした。

26歳の頃から強迫観念が強くなり、仕事や日常生活にも影響が出始めました。

そのため、家からすぐ近くのA病院を受診されました。

その後、B病院、Cメンタルクリニック転院を行い、ご相談の歳にはD医院に通院をされていました。

地域活動支援センターに通う中で障害年金の可能性が有ることを知りました。

ただし、自力での請求に不安が合ったため、支援員さんを通じて当事務所へ相談となりました。

 

申請結果

ご相談の時点で初診日から既に15年程度が経過していました。

障害年金の手続きには、まずは初診日の証明が必要となります。

しかし、カルテの保存期間は5年とされており、5年を超えていると破棄されている可能性がありました。

そこで病院へ問い合わせたところ、やはりすぐには見つかりませんでした。

一旦はカルテが見つからなかったという回答を頂きましたが、別倉庫などでの保管の可能性を確認したところ奇跡的に残っていることがわかりました。

スグに初診日の証明(受診状況等証明書)を記載してもらいました。

当時の病名は現在の統合失調症とは異なり、強迫神経症でしたが(ポイント②)

この両者には相当因果関係(ポイント③)があると考え、その日を初診日として手続きを進める事としました。

また、統合失調症には「病識欠如」といった特性があります。

自身が病気であるという認識が乏しい場合、症状や状況を正確に伝えることが難しくなってしまいます。

そのため障害年金の申請には、ご家族や職場といった周囲の支援が有る方がスムーズなケースがあります。

今回はご本人様が通っている地域活動支援センターの支援員の方にもご協力を頂き、施設での様子などについてもヒアリングをさせて頂きました。

その結果を元に、医師にコレまでご本人様より伝えてこれなかった病院以外での様子について橋渡しをさせて頂きました。

その結果、障害厚生年金2級として無事に認定されることができました。

 

【ポイント1】初診日が大切な理由

障害年金では、初診日が最も重要とされています。

なぜ重要なのかというと、初診日は以下のように様々な『基準』となる為です。

 

①制度加入要件

初診日にどの制度に加入していたかで、受けられる年金が決まります。

②保険料納付要件

障害年金を申請するには、初診日の前日から数えて一定期間の保険料を納めている必要があります。

③障害認定日の起算点

原則として『初診日から1年6ヵ月経過した日』に障害の程度を認定します。

これを障害認定日と言い、この日以降で無ければ障害年金の請求が出来ません。

初診日が大切な理由に関しては、以下の動画でもご説明していますのでご参照下さい。

 

【ポイント2】精神疾患で治療中に病名が変わった場合

障害認定基準の47Pに精神疾患の特徴を以下のように記載されています。

「精神の障害は、多種であり、かつ、その症状は同一原因であっても多様である。
したがって、認定に当たっては具体的な日常生活状況等の生活上の困難を判断するとともに、その原因及び経過を考慮する。」

このことから、精神疾患の枠内で治療を行ってきた場合、途中でうつ病、パニック障害などのように病名が変わった時も一つの繋がった病気と考え、最初に病院を受けた日を初診として手続きを行います。

 

【ポイント3】相当因果関係について

「前発の傷病がなければ、後発の傷病は起らなかったであろう」と認められる場合は相当因果関係ありとして、前後の傷病が同一の傷病として取り扱われます。

つまり、前発の傷病で最初に医師の診療を受けた日が後発傷病の初診日として取り扱われることとなります。

例えば相当因果関係があるものとしては以下のようなものがあります。

糖尿病→糖尿病性網膜症または糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、糖尿病性動脈閉塞症等

  • 糸球体腎炎(ネフローゼ含む)、多発性のう胞腎、腎盂腎炎→慢性腎不全
  • 肝炎→肝硬変
  • 結核の化学療法による副作用として聴力障害
  • ステロイド投薬→大腿骨頭壊死
  • 事故または脳血管疾患→精神障害

他の傷病でも相当因果関係ありとされる傷病はある為、複数傷病を発症している場合は初診日の取扱いには注意が必要です。

相当因果関係に関する事例は以下のページでご紹介していますのでご参照下さい。
https://nenkin.info/tag/soutouingakankei/

 

その他の精神の事例

 

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