双極性障害の初診日はいつ?過去に別症状で同じ病院に通院していたケース

ご相談者様からの質問

現在、双極性障害で通院しています。

過去から別の症状(肩こりや頭痛など)でかかりつけのペインクリニック(心療内科)に通っており、2012年に会社で倒れた際も同じ病院を受診しました。

この場合、初診日は「双極性障害の疑い」と診断された2012年になるのでしょうか、それとも一番最初に通院を始めた2004年になるのでしょうか?

もし2004年が初診日になってしまうと、保険料納付要件を満たせないため心配しています。

ご相談者様の状況

  • 現在、双極性障害で14年ほど通院している。
  • 2004年から、肩こり、頭痛、風邪などでかかりつけのペインクリニックに通院していた。
  • 肩こりが良くなった後の2005年から、倒れるまでの約8年間は正社員としてフルタイムで働いていた。
  • 2012年4月に会社で倒れ、かかりつけのペインクリニックを受診した。
  • 数日後、体が重く全く動かなくなり再度受診したところ、「双極性障害の疑いがあり、当院の範疇を超えている」として現在の精神科を紹介された。
  • 主治医の先生は「倒れてすぐに行った時(2012年)が初診日だから、その日を診断書に書く」と言ってくれている。

当事務所からの回答

今回お伺いしたお話の状況ですと、初診日は「2012年にペインクリニックを受診した日」になると考えられます。

2004年時点での通院は肩こりなど異なる症状(傷病)によるものであり、その後2005年から倒れるまでの8年間は正社員としてフルタイムでしっかりと働かれていた実績があります。

そのため、2004年当時の症状と現在の双極性障害との間に、相当因果関係は認められないと判断されるでしょう。

主治医の先生がおっしゃる通り、2012年の受診日を初診日として診断書を作成していただき、その方向性で障害年金の申請を進めていただいて問題ないかと思います。

まとめ

障害年金の申請において「初診日の特定」は、保険料納付要件を満たしているかどうかに直結する非常に重要なポイントです。

今回のケースのように、過去に同じ病院への通院歴があったとしても、当時の症状が現在と異なっており、その後に長期間の就労実績がある場合などは、別の傷病として扱われて初診日が後になることがあります。

初診日がいつになるかご不安な場合や、診断書の記載内容について疑問がある場合は、一人で悩まずにぜひお早めに専門家へご相談ください。

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