ICD-10コード 障害年金の基礎知識

生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群(F50-F59)

生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群(F50-F59)

ICD-10コードとは

精神疾患で障害年金を申請する際は、診断書の病名の横にあるICD-10コード記入欄へコードの記載が必要になります。

詳しくは『ICD-10コードとは』のページでご説明していますのでご参照下さい。

精神および行動の障害のICD-10コード
F0症状性を含む器質性精神障害F0の申請事例
F1精神作用物質使用による精神及び行動の障害F1の申請事例
F2統合失調症,統合失調症型障害及び妄想性障害F2の申請事例
F3気分[感情]障害F3の申請事例
F4神経症性障害,ストレス関連障害及び身体表現性障害F4の申請事例
F5生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群F5の申請事例
F6成人のパーソナリティおよび行動の障害F6の申請事例
F7知的障害F7の申請事例
F8心理的発達の障害F8の申請事例
F9小児および青年期に通常発症する行動および情緒の障害
特定不能の精神障害
F9の申請事例

 

生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群(F50-F59)

第Ⅴ章 精神及び行動の障害(F00-F99)

F5 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群の申請事例

神経症性障害, ストレス関連障害及び身体表現性障害の申請事例一覧

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F50 摂食障害

除外

  • 食欲不振 NOS(R63.0)
  • 栄養補給:
    ・困難及び不適当な管理(R63.3)
    ・乳幼児期及び小児<児童>期の障害(F98.2)
  • 多食(症)(R63.2)

 

F50.0 神経性無食欲症

神経性無食欲症は, 患者自身によって実行され続けた意図的な体重減少を特徴とする障害である。

この障害は, 青年期の女子や若い女性にもっとも多く見られる。

しかし青年期の男子や若い男性がり患することもあり, 思春期に近づきつつある子供,閉経期に達した高年の女性にも見られる。 この病気は特殊な精神病理に関連し, 肥満やたるんだ体つきへの恐れが, 心を煩わす優格観念として存続し, 患者は自分自身に低い体重のいき<閾>値を課する。

通常さまざまな程度の低栄養が見られ, 二次性の内分泌性及び代謝性身体変化を伴い,身体機能のさまざまな障害が伴って起こる。

症状には, 制限された食事献立の選択, 過度な運動, 自己誘発性王と嘔吐や下剤の使用, 食欲抑制剤や利尿剤の使用が含まれる。

除外

  • 食欲不振(R63.0)
  • 心因性(F50.8)

 

F50.1 非定型神経性無食欲症

神経性無食欲症のいくつかの特徴は満たしているが, 臨床像全体としてはそのように診断ができない障害である。

たとえば, 肥ることへの激しい恐れとか無月経のような鍵となる症状を欠いた, 顕著な体重減少や体重減少行動がそれにあたる。

体重減少に関連するような身体障害がある場合には, この診断を下してはならない。

 

F50.2 神経性大食症

神経性大食症は, 繰り返し起こる過食の発作と体重コントロールを過度に気にすること
を特徴とする症候群で, 過食したあと嘔吐したり下剤を用いたりするパターンが作られている。

この障害には, 神経性無食欲症の心理的特徴の多くが共通していて, その特徴には, 容姿や体重へのこだわりが含まれる。

繰り返される嘔吐は身体の電解質障害や身体的愁訴のもとになりやすい。

既往症に, 以前の神経性無食欲症のエピソードが見られることが常にではないがしばしばあり, 数か月ないし数年の間欠期をおいてこの障害が起こっている。

  • 大食症 NOS
  • 神経性食欲亢進症

 

F50.3 非定型神経性大食症

神経性大食症のいくつかの特徴を満たしているが, 臨床像全体としてはそのように診断ができない障害である。

たとえば, 繰り返される過食の発作と下剤の過度の使用が認められるが, 著しい体重変化や, 容姿や体重への典型的こだわりが認められない場合がそれである。

 

F50.4 その他の心理的障害に関連した過食

心を悩ますできごと, たとえば死別, 事故, 出産などによる過食, 心因性過食

除外

  • 肥満(症)(E66.-)

 

F50.5 その他の心理的障害に関連した嘔吐

解離性 [転換性] 障害(F44.-)及び心気障害(F45.2)にみられる反復性嘔吐及び,本章以外に分類されている病態のみにもとづくのではない反復性嘔吐。

本項目は, 妊娠時の反復性悪心及び嘔吐において感情的な要因が際立っている場合にも, O21.-(過度の妊娠嘔吐)に付加して用いられる。

  • 心因性嘔吐

除外

  • 悪心(R11)
  • 嘔吐 NOS(R11)

 

F50.8 その他の摂食障害

  • 成人の異食(症)
  • 心因性食欲不振

除外

  • 乳幼児期及び小児<児童>期の異食(症)(F98.3)

 

F50.9 摂食障害, 詳細不明

 

 

F51 非器質性睡眠障害

多くの場合, 睡眠障害は他の精神的又は身体的障害の症状の一つをなしている。

ある患者に見られた睡眠障害が独立した状態なのか, それとも本章又は本章以外の章に分類されている別な障害における一特徴をなすものにすぎないのかは, 診察時の治療的な考察や治療の優先度にもとづくと同様に, その臨床的なあらわれかたや経過にもとづいて決めなければならない。

一般的に, もし睡眠障害が主訴の一つであり, しかもそれがそれ自体における一病態をなすものと認められれば, その症例にかかわる精神病理や精神生理を記述している他の関連診断名に併記して本コードを用いるべきである。

本項目は, 情緒的な成因が一次性の要因をなすものとみなされ, しかも他に分類され
る明白な身体的障害によらない睡眠障害のみを包含する。

除外

  • 睡眠障害(器質性)(G47.-)

 

F51.0 非器質性不眠症

不眠症は, 睡眠が量的質的に不十分な状態で, それがかなりの期間にわたり持続するものをいい, 入眠困難, 睡眠維持の困難, 早期の終末覚醒が含まれる。

不眠症は, 多くの精神的身体的障害に見られる普通の症状の一つであり, それが臨床的像を支配している場合に限り, 基礎障害に追加してここに分類すべきである。

除外

  • 不眠症(器質性)(G47.0)

 

F51.1 非器質性過眠症

過眠症は昼間の過度の眠気及び睡眠発作(睡眠量の不足にもとづくものではない)として, 又は, 覚醒の際には完全に目覚めるまでの移行が長引いている状態として定義さ
れる。

器質的要因が見られない場合, 過眠症は通常は精神障害に関連して生じてくる。

除外

  • 過眠症(器質性)(G47.1)
  • ナルコレプシー(G47.4)

 

F51.2 非器質性睡眠・覚醒スケジュール障害

個人の睡眠・覚醒スケジュールと, その個人にとっての環境からみて望ましい睡眠・覚醒スケジュールとが同期しなくなり, 不眠症又は過眠症の訴えがある場合である。

  • 下記の心因性反転:
    ・概日
    ・夜間相 } リズム
    ・睡眠相

除外

  • 睡眠・覚醒スケジュール障害(器質性)(G47.2)

 

F51.3 睡眠時遊行症 [夢遊病]

睡眠現象と覚醒現象とが結合してあらわれている変容した意識状態である。

睡眠時遊行症のエピソードの間は, 患者は寝床から起き上がっている。

通常は夜間睡眠時の最初の3分の1の間に生じ, 患者は歩き回り, 注意力, 反応性及び運動能力は低い水準を示す。

目覚めた後, そのできごとは憶えていないことが多い。

 

F51.4 睡眠時驚愕症 [夜驚症]

大きな叫び声, 体動, 激しい自律神経症状表出に関連した著しい驚愕及び恐慌<パニック>の夜間エピソードである。

通常は恐怖の叫びとともに夜間睡眠時の最初の3分の1の間に生じ, 患者は起き上がるか立ち上がる。

逃げようとするかのようにドアに突進することがしばしばあるが, 部屋から出て行くことはあまりない。

このできごとは回想されることがあってもそのうちのごく限られたものにすぎない(通常は心的イメージの一, 二の断片のみ)。

 

F51.5 悪夢

悪夢は不安又は恐怖を伴う夢体験であり, 夢内容のきわめて詳細な点まで回想されうる。

この夢体験はきわめてなまなましいもので, 通常は生存や安全や自尊心が脅威にさらされるという主題を持つ。

全く同一か又はよく似た恐ろしい悪夢の主題が, 繰り返し生ずることがしばしばある。

典型的なエピソードの間には, かなり強い自律神経症状表出があるが, しかし叫び声や体動は認められない。

目覚めると, 患者は急速に注意力と見当(識)を取り戻す。

  • 夢不安障害

 

F51.8 その他の非器質性睡眠障害

 

F51.9 非器質性睡眠障害, 詳細不明

  • 情緒性睡眠障害 NOS

 

F52 性機能不全, 器質性障害又は疾病によらないもの

性機能不全は, 患者の望む性関係に入れないさまざまな病態を包含する。

性的反応は心身過程の一種で, 多くの場合, 性機能不全の成因には心理的及び身体的な双方の過程が関与している。

除外

  • ダート<Dhat>症候群(F48.8)

 

F52.0 性欲欠如又は性欲喪失

性欲喪失を主要な問題とする。

勃起不能や性交疼痛(症)などのような性的困難から二次的に起こったものではない。

  • 冷感症
  • 性欲活動低下性障害

 

F52.1 性の嫌悪及び性の喜びの欠如

性交渉を予期すると, 不安又は恐怖が甚だしくなり, 性活動を回避せざるを得なくなる(性の嫌悪)か, あるいは性的反応は正常に生じオルガズムは体験しながらも, 性的反
応にふさわしい喜びが味わえない(性の喜びの欠如)。

  • 無快楽(症)(性的)

 

F52.2 性器反応不全

男性の主要な問題は, 勃起不能障害(満足な性交のための適切な勃起が生じないか,又はそれを持続することが困難)。

  • 女性の主要な問題は, 腟乾燥及び催滑不能。
  • 女性の性的興奮障害
  • 男性の勃起障害
  • 心因性インポテンス<(性交)不能症>

除外

  • 器質的原因によるインポテンス<(性交)不能症>(N48.4)

 

F52.3 オルガズム機能不全

オルガズムが生じないか, 又は著しく遅延する。

  • 抑制されたオルガズム(男性)(女性)
  • 心因性無オルガズム(症)

 

F52.4 早漏

パートナー双方が性交を楽しめるように射精をコントロールすることができない。

 

F52.5 非器質性腟けい<痙>

腟を囲む骨盤底筋群のけいれん<痙攣>であり, そのため, 腟口の閉塞が生じる。

ペニス挿入は不能か, 可能である場合には痛みを伴う。

  • 心因性腟けい<痙>

除外

  • 腟けい<痙>(器質性)(N94.2)

 

F52.6 非器質性性交疼痛(症)

性交疼痛(症)(又は性交時疼痛)は, 男性にも女性にも見られる。

しばしば局所の病理にもとづくものであり, したがって, 病理的状態に応じて適宜分類されるべきものである。

本項目は, 主要な器質性の性機能障害(たとえば, 腟けい<痙>又は腟乾燥症)が認められない場合にのみ使用される。

  • 心因性性交疼痛(症)

除外

  • 性交疼痛(症)(器質性)(N94.1)

 

F52.7 過剰性欲

  • ニンフォマニア
  • サティリアジス

 

F52.8 その他の性機能障害で, 器質性障害又は疾病に起因しないもの

 

F52.9 器質性障害又は疾病に起因しない詳細不明の性機能障害

 

F53 産じょく<褥>に関連した精神及び行動の障害, 他に分類されないもの

本項目は, 産じょく<褥>に関連する(分娩後6週間以内に始まる)精神障害のみを包含し, しかも情報が十分に得られないためか, あるいは他に分類するには不適切な付加的な臨床的特徴が見られるために, 本章のいずれの障害の診断基準も満たさないものに対して使用される。

 

F53.0 産じょく<褥>に関連した軽症の精神及び行動の障害, 他に分類されないもの

抑うつ:
・出産後 NOS
・分娩後 NOS

 

F53.1 産じょく<褥>に関連した重症の精神及び行動の障害, 他に分類されないもの

  • 産じょく<褥>精神病 NOS

 

F53.8 産じょく<褥>に関連したその他の精神及び行動の障害, 他に分類されないもの

 

F53.9 産じょく<褥>精神障害, 詳細不明

 

F54 他に分類される障害又は疾病に関連する心理的又は行動的要因

本項目は, 他の章に分類される身体的障害の原因において, 重要な役割を果たしてきたと考えられる心理的又は行動的なその影響の存在を記録するために使用するべきものである。

生じてくる精神的な障害は, 通常は軽くしかも持続するもの(心配, 情緒的葛藤, 憂慮等)であり, それ自体は, 本章のどの障害を用いても, 正当には分類されないものをいう。

包含

  • 身体的病態に影響をおよぼしている心理的因子

本項目の使用例:
・喘息 F54 及びJ45.-
・皮膚炎 F54 及びL23-L25
・胃潰瘍 F54 及びK25.-
・粘液性大腸炎 F54 及びK58.-
・潰瘍性大腸炎 F54 及びK51.
・じんま<蕁麻>疹 F54 及びL50.-
関連する身体的障害の分類が必要な場合は, 追加コードを使用する。

除外

  • 緊張性頭痛(G44.2)

 

F55 依存を生じない物質の乱用

さまざまな薬物や民間薬が関与すると思われるが, 特に重要な群は次のものである。

(a)向精神薬で, 依存を生じないもの, 例:抗うつ剤。

(b)緩下剤。

(c)非依存性鎮痛剤で, 医師の処方がなくても入手できるとみられるもの, 例:アスピリン, パラセタモール。

これらの物質の持続的な使用により, 時に医療専門家や医療スタッフを不必要にわずら
わせたり, そうした物質による危険な身体面への影響があらわれたりする。

物質使用を中止させたり禁止する試みはしばしば抵抗に合う。

下剤や鎮痛剤の場合などは, それらが身体を損なったり危険を生じさせたりすること, たとえば, 腎機能不全とか電解質異常を引き起こしたりすることを警告しても, 患者は聞き入れないことがある。

大抵の場合,患者には物質を使用する強い動機のあることがはっきりしているが, しかしF10-F19 に明示されている精神作用物質のケースのように, 依存や離脱症状は生じない。

包含

  • 乱用:
    ・制酸剤
    ・薬草又は民間薬
    ・ステロイド又はホルモン剤
    ・ビタミン剤
  • 下剤常用

除外

  • 精神作用物質使用(F10-F19)

 

F59 生理的障害及び身体的要因に関連した詳細不明の行動症候群

包含

  • 心因性生理的機能不全 NOS

 

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    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

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