【事例832】うつ病|障害基礎年金2級

うつ病|障害基礎年金2級 

うつ病で障害年金を申請される場合の注意点などは『【社労士が解説】うつ病で障害年金を申請するポイント』でも詳しくご説明していますので、是非ご参照ください。

 

対象者の基本データ

病名 鬱病(うつびょう)
性別 男性
支給額 年額 約78万円
遡及金額 約20万円
障害の状態
  • 引きこもり傾向が強く、大学も1年以上休学が続いている
  • 衣食住など身の回りの事は家族が行い、清潔保持も億劫で自主的にはできない
  • 家族、医療関係者以外とのコミュニュケーションは取れない
  • 精神障害者保健福祉手帳 なし
申請結果 障害基礎年金2級

 

ご相談までの経緯

大学入学後に不眠、食欲不振、不安感、意欲・興味の減退など様々な症状が現れました。

対人交流も困難になり、引きこもり傾向が強まり、大学も休学することになり受診することになります。

うつ病と診断され、現在まで薬物療法、精神療法を継続しています。

しかし、症状は改善せず、部屋に引きこもり、終日臥床して過ごしています。

大学に復学する目途もなく、また、今までにアルバイトをしても短期間しか続けることができず、将来、正社員として就労する自信も持てず、日々、悩んでおられました。

そんな時、ネットで障害年金の事を知り、早速、年金事務所に相談に行きましたが、説明が全く理解できず、弊社に受給の見込みや手続きの方法についてご相談頂きました。

 

申請結果

ご相談者様は、電話など非対面の対応もできないということで、メールのやり取りで手続きを進めていきました。

まず、今までの経過をお尋ねしたところ、自立して日常生活を送ることが困難なご様子や、対人交流ができず大学の授業にも参加できず、日々、自室に閉じこもって過ごされていることがメールを通して伝わってきました。

ご相談者様に、受給の可能性が高く、少しでも早く手続きを始めるようにお伝えし代理申請のご契約を頂きました。

手続きにあたっては、初診日を証明する「受診状況等証明書」の取得から始めますが、ご相談者様は、初診日から現在まで同じ病院に通院されているため省略することができ、現在の障害の程度を現す「診断書」取得から始めることになります。(ポイント①)

そこで、ご相談者様から伺っていた日常生活の状況などについて資料を作成し、診断書依頼の際に医師に橋渡しをしました。(ポイント②)

特に、ご相談者様の現状を一番明確に現わしている「大学の授業に参加できなくなった経緯や、1年以上休学が続き、復学の目途も立たないこと」を診断書に記載して頂くことを強くお願いしました。

完成した診断書には、日常生活の状況だけでなく、大学生活についても正確に記載がされていました。

最後に、病歴就労状況等申立書など他の書類を整え、申請しました。(ポイント③)

結果は2ヶ月ほどのスピード審査で、「障害基礎年金2級」に認定されました。

 

【ポイント1】初診病院と現病院が同じ場合の医証

障害年金では医師に記載して貰う書類(医証)は下記のとおり複数枚あることが基本です。

①初めて受診した病院で記載してもらう『受診状況等証明書』が1枚
②現在の病院で書いてもらう『診断書』が1枚

一方、初診から現在まで同じ病院で、今後の障害年金のみを請求する場合は、①が不要となり、②の1枚でOKです。

(※)認定日請求といって過去にさかのぼって申請を行うときはさらにもう1枚必要となることがあります。

以下の動画でも「医証の枚数」のご説明していますので是非ご覧ください。

 

【ポイント2】医師への診断書作成依頼

「障害年金の請求を考えている」ことを医師にあらかじめ相談しておかれると、診断書の作成がとてもスムーズです。

中には、医師から障害年金の請求を勧められて当事務所へご相談にお見えになる方もいらっしゃいますが、そうではない場合、いきなり診断書作成を医師にお願いすると、作成することを躊躇されることがあります。

障害年金制度や障害年金用の診断書の作成に馴染みがないという医師もいらっしゃる場合があります。

障害年金の請求には、医師に診断書を書いていただく必要があるので、できる限りの協力を得られるとよいですね。

 

【ポイント3】病歴就労状況等申立書

医証(受診状況等証明書、診断書など)には、ある一定の時点の情報しか記載されておらず、発症から現在までの全体の流れを読み取ることはできません。

これを補うために、「病歴就労状況等申立書」に、現在までの「病歴・治療歴」、「就労の状況」、「日常生活の状況」などを、5年ごとに区切って記載します。(転院した場合は、医療機関ごとに記載します。)

また、作成後は、医証との整合性も確認しましょう。

 

その他のうつ病の事例

 

    お問合せから申請までの流れ

    お問合せ(無料相談)の流れ

    「入院中なので事務所へ行けない」「家から出られない」「人と話すのが苦手・・・」という場合は、ホームページのお問合せフォーム以外にも電話やLINEなどでお気軽にご連絡下さい。

    電話やメール、LINEなどでご質問いただいても、必ず当事務所にご依頼頂かなければいけないということではございません。

    お問合せ頂いた後に当センターから営業の電話などをすることもございませんので、その点はご安心下さい。

    ゆっくりご検討下さい。

    問合せ

    以下のようなご質問の他、どんな些細な事でも結構ですので、お気軽にご相談下さい。

    • 自分がもらえるのかどうか診断して欲しい

    • もらえるとしたら、いくらぐらい受給出来るのかを知りたい

    • 何から手をつけたら良いのかわからない

    • 障害年金にチャレンジしてみたいと思っている

    • どうすればもらえるのか「方法」を知りたい

    • 年金事務所に相談したものの、説明が分かりにくかった・・・

    • 障害手帳を持ってはいるが、障害年金を受給していない

    精神疾患での障害年金無料自動診断

    精神疾患での障害年金の申請をご検討の場合、必要事項を入力頂くだけで「障害年金が受給できる可能性があるか」また「何級相当を受給できる可能性があるか」が自動で表示されます。
    以下のバナーをクリック頂くと、自動無料診断ページにいきます。
    費用は一切かかりませんし、匿名でもご利用頂けます。
    診断の後にこちらから営業の連絡なども致しませんので、安心してお試し下さい。

    精神の障害年金無料診断ページ 障害年金無料自動診断

     

    遠方の事務所への依頼がご心配の方へ

    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

    お電話での無料相談はこちら

    無料診断・相談はコチラ

    LINE@での無料相談はこちら

    当事務所では面会やお電話に加えてLINEでのやりとりも対応しております。
    いろいろな事情で面会やお電話でのやりとりが難しい場合は、お気軽にラインでお問合せ下さい。

    LINE友達追加

    ホームページのフォームからの無料相談

    以下のフォームからお問合せ下さい(無料)

    ※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。 届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、お電話で当センターまでご確認下さい。

    お住まいの都道府県

    (必須項目)

    生年月日

    西暦 (必須項目)

    お名前

    メールアドレス

    傷病名

    お問い合わせ内容

    現在お仕事はしていますか?

    現在生活保護を受給していますか?

     

    \ 私は障害年金を受給できるの?/
    \ 私は障害年金を受給できるの?/