【事例745】自閉スペクトラム症|障害厚生年金3級(5年以上継続して正社員でフルタイム勤務していた事例)

自閉スペクトラム症|障害厚生年金3級

対象者の基本データ

病名 自閉スペクトラム症
性別 女性
支給額 年額 約59万円
障害の状態
  • 正社員でフルタイム勤務している
  • 家事や身の回りのことには家族のサポートが必要
  • 他者とのコミュニケーションは限定的
  • 精神障害者保健福祉手帳 3級
申請結果 障害厚生年金3級

 

ご相談までの経緯

ご相談者様は、幼少期より周りの空気を読むことができず、集団生活になじめなかったということです。

そのため、友人も少なくいじめに遭うこともありました。

大学卒業後、就職しますが、やはり人間関係が構築できず、短期間での転職を繰り返していました。

現在も正社員として働いていますが、同僚との交流が困難で、不適応な行動も度々起こしています。

そのため一般就労に限界を感じ、障害者雇用を検討されています。

また、家事や身の回りのことも母親の援助がないと成立たない状況が続いています。

今後、障害者雇用で働くことになると、収入が減少することを心配されていました。

年老いた母親に頼ることもできず、何か社会保障の制度を利用できないか調べていた時に障害年金の制度を知りました。

ぜひ申請したいと思いましたが、自分が障害年金の対象になるかどうか分からず、弊社のホームページをご覧になりメールでご相談頂きました。

 

申請結果

本件は、ご相談者様が5年以上継続して、正社員でエンジニアのお仕事にフルタイムで勤務できていることが申請にあたって高いハードルでした。

そこで、日常生活の状況とともに就労状況も詳しくヒアリングさせていただきました。(ポイント①)

マルチタスクが苦手なこと、不注意なケアレスミスが多いこと、同僚との交流が困難なこと、その他不適応な行動も目立つなど、ASD、ADHDの特性からの支障が多々あることが分かりました。

それに対し、決まった業務のみに従事できる部署への配置転換や定期的な面談、同僚との連絡はチャットを使うなどの配慮を受けていました。

診断書を依頼する際には、仕事での支障、職場での配慮等、そして障害者雇用を検討していることも医師に説明しました。

完成した診断書には、ご相談者様の日常生活状況、就労状況ともに正確に反映されていました。

また、診断書では伝えられない、出生日から現在までの病歴・通院歴・日常生活や就労の状況については「病歴就労状況等申立書」で補足説明しました。(ポイント②)

就労のことが気になりましたが、全ての書類が整い申請しました。

結果は、2ヵ月足らずのスピード審査で、『障害厚生年金3級』に認定されました。

 

【ポイント1】精神疾患と就労

必ずしも「就労している=不支給」とは限りません。

とはいえ、精神疾患の場合は、審査上、就労の有無が重要なポイントとなってきます。

就労している継続年数や、就労形態についても審査では見られます。

就労している場合は、会社から受けている配慮や、帰宅後や休日の体調などを申し立てることも必要です。

たとえば、体調が悪化した場合の早退、通院のための遅刻や、その他、業務を行う上での配慮を受けていれば、そのあたりも記載します。

また、なんとかがんばって会社に行けても、帰宅した途端どっと疲れが出て寝込んでしまう場合や、休日は家事も一切できない場合なども、医師にしっかり伝え、診断書に反映していただくことも大切です。

障害年金と就労に関しては以下の動画でもご説明していますのでご参照下さい。

 

【ポイント2】発達障害の病歴就労状況申立書

発達障害は、先天的な脳機能の障害とされています。

幼少期から症状が現れるのことも多いですが、近年は大人になってから発覚するケースも増えています。

いずれの場合であっても、病歴就労状況申立書には『生まれてから現在まで』の病歴・通院歴・症状・日常生活の様子などを記入する必要があります。

 

その他の精神の事例

 

    お問合せから申請までの流れ

    お問合せの流れ

    「入院中なので事務所へ行けない」「家から出られない」「人と話すのが苦手・・・」という場合は、ホームページのお問合せフォーム以外にも電話やLINEなどでお気軽にご連絡下さい。

    電話やメール、LINEなどでご質問いただいても、必ず当事務所にご依頼頂かなければいけないということではございません。

    お問合せ頂いた後に当センターから営業の電話などをすることもございませんので、その点はご安心下さい。

    ゆっくりご検討下さい。

    問合せ

    以下のようなご質問の他、どんな些細な事でも結構ですので、お気軽にご相談下さい。

    • 自分がもらえるのかどうか診断して欲しい

    • もらえるとしたら、いくらぐらい受給出来るのかを知りたい

    • 何から手をつけたら良いのかわからない

    • 障害年金にチャレンジしてみたいと思っている

    • どうすればもらえるのか「方法」を知りたい

    • 年金事務所に相談したものの、説明が分かりにくかった・・・

    • 障害手帳を持ってはいるが、障害年金を受給していない

    精神疾患での障害年金無料自動診断

    精神疾患での障害年金の申請をご検討の場合、必要事項を入力頂くだけで「障害年金が受給できる可能性があるか」また「何級相当を受給できる可能性があるか」が自動で表示されます。
    以下のバナーをクリック頂くと、自動無料診断ページにいきます。
    費用は一切かかりませんし、匿名でもご利用頂けます。
    診断の後にこちらから営業の連絡なども致しませんので、安心してお試し下さい。

    精神の障害年金無料診断ページ 障害年金無料自動診断

     

    遠方の事務所への依頼がご心配の方へ

    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

    お電話でのお問い合わせはこちら

    無料診断・相談はコチラ

    LINE@でのお問合せはこちら

    当事務所では面会やお電話に加えてLINEでのやりとりも対応しております。
    いろいろな事情で面会やお電話でのやりとりが難しい場合は、お気軽にラインでお問合せ下さい。

    LINE友達追加

    ホームページのフォームからのお問い合わせ

    以下のフォームからお問合せ下さい。

    ※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。 届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、お電話で当センターまでご確認下さい。

    お住まいの都道府県

    (必須項目)

    生年月日

    西暦 (必須項目)

    お名前

    メールアドレス

    傷病名

    お問い合わせ内容

    現在お仕事はしていますか?

    現在生活保護を受給していますか?

     

    \ 私は障害年金を受給できるの?/
    \ 私は障害年金を受給できるの?/