
はじめに

「障害年金サポートガイド(精神版)」は、障害年金の申請をご自身で進めたい方と、手続きを手伝うご家族に向けて、わくわく社会保険労務士法人が作成した冊子です。
とくに、うつ病などの精神の障害で申請される方に向けた内容になっています。
年金事務所などでの相談の準備から、書類をそろえて提出し、結果を受け取るまでの流れを、10のステップでまとめています。
あわせて、相談や診断書の依頼のときに書き込んで使えるシートを収録しています。
ガイドは、LINEからお申し込みいただいた方に無料でお送りしています。
当事務所に申請をご依頼いただかなくても、お受け取りいただけます。
障害年金サポートガイド(精神版)に入っているもの

ガイドは、申請の流れを順に説明するページと、ご自身で書き込んで使うシートの2つで構成されています。
ここでは、主な内容と収録ページをご紹介します。
なお、ガイドに書かれている制度や書類の様式は、発行した2025年1月時点のものです。
受給要件の確認から結果の受け取りまで、10のステップで確認できます

最初に、障害年金を請求するための要件を順に確認できるフローチャート(P.3)があります。
続く全体図(P.4)で、申請の手続きを10のステップに分けて見渡せます。
| ステップ | 内容 | 収録ページ |
|---|---|---|
| 1 | 障害年金の基本を知る | P.5〜6 |
| 2 | 年金事務所などに相談する準備をする | P.6〜10 |
| 3 | 年金事務所などで相談する | P.11〜14 |
| 4 | 受診状況等証明書を依頼する | P.15〜16 |
| 5 | 診断書を依頼する | P.17〜26 |
| 6 | 病歴・就労状況等申立書を作成する | P.27 |
| 7 | 年金請求書などの申請書類を記入する | P.27 |
| 8 | その他の書類を取得する | P.28 |
| 9 | 書類を提出する | P.28 |
| 10 | 審査の結果を確認する | P.29 |
巻末には、よくある質問(P.31〜32)と、初診日・障害認定日・保険料納付要件などの用語をまとめたページ(P.33〜34)もあります。
年金事務所などでの相談と、書類の準備に使うシート・記載例

相談の前に記入しておく「相談準備シート」(P.7〜9)を収録しています。
ご本人とご家族の情報、申請する病名、これまでの通院歴、傷病手当金や生活保護などを受けているかどうかを、あらかじめ書き出しておけます。
相談の場で、初診日・障害認定日・請求の方法を書き込む欄(P.12)と、必要な書類を確かめるチェックリスト(P.13)もあります。
受診状況等証明書は、初診の医療機関と診断書を作成する医療機関が異なる場合に、初診日の確認のため、初診の医療機関に作成を依頼する書類です。
ガイドには、その記載例(P.16)を載せています。
記載例に出てくる氏名や医療機関名は、架空のものです。
診断書を依頼するときに使うシート
診断書の依頼に向けて、主治医にお伝えしたいことを整理するためのシートを収録しています(P.18〜24)。
「診断書作成用カルテ」(P.19〜20)は、これまでの発育・教育歴、生活の状況、家族や家族以外の人との関わり、福祉サービスの利用、職歴と就労の様子を書き出すシートです。
これまでの経過をまとめておけるため、病歴・就労状況等申立書の材料を整理するシートとしてもお使いいただけます。
「傷病シート」(P.21〜24)は、日常生活の様子を整理して主治医に伝えるためのシートです。
精神の障害用の診断書にある「日常生活能力の判定」の7つの項目に沿って、質問に答えていく形になっています。
7つの項目は、適切な食事、身辺の清潔保持、金銭管理と買い物、通院と服薬、他人との意思伝達及び対人関係、身辺の安全保持及び危機対応、社会性です。
用紙は、障害認定日の頃の状態を書くものと、現在の状態を書くものの2種類です。
診断書の内容は、主治医が診察にもとづいて判断し、記載するものです。
傷病シートは、診察の時間だけでは伝えきれない日常生活の様子を主治医にお伝えするための資料として、お使いください。
なお、病歴・就労状況等申立書の日常生活の欄は、日常生活でご本人がどのくらいの不自由さを感じているかを書く欄で、主治医に確認する必要はないとされています(日本年金機構「記載要領(病歴・就労状況等申立書)」)。
傷病シートをそのまま写すのではなく、同じ出来事のメモをもとに、それぞれの欄の趣旨に沿って書いてください。
申立書の書き方は『「病歴・就労状況等申立書」の書き方|記入例と自分で書く9つのコツ』で解説しています。
主治医にお渡しいただけるページ
診断書の依頼のときに、主治医にお渡しいただけるページ(P.25〜26)もあります。
精神の障害用の診断書の様式に沿って、各欄に関係するのが、ご本人が記入したどのシートのどのページかを示しています。
記入したシートとあわせて、主治医にお渡しください。
こんな方にお使いいただけます

ガイドは、申請の手続きをご自身やご家族で進めていきたい方に向けて作成しています。
社会保険労務士に依頼するかどうかを決める前に、手続きの全体像をつかんでおきたい方にもお使いいただけます。
とくに、次のような場面でお使いいただけます。
年金事務所などへ相談に行く前に準備しておきたい方

相談の場では、初診日をもとに、保険料の納付要件や必要な書類を確認していきます。
相談準備シートに通院歴などを書き出しておけば、窓口で確認されたことに答えやすくなります。
請求書の提出先は、請求する年金の種類によって異なります。
障害厚生年金は、年金事務所または街角の年金相談センターに提出します。
障害基礎年金は、お住まいの市区町村役場のほか、年金事務所や街角の年金相談センターでも受け付けています(日本年金機構「障害年金ガイド 令和8年度版」)。
ただし、障害基礎年金でも、初診日が国民年金の第3号被保険者(会社員などに扶養されている配偶者)の期間中にある場合は、年金事務所または街角の年金相談センターに提出します(日本年金機構「障害基礎年金を受けられるとき」)。
主治医に日常生活の様子をうまく伝えられるか不安な方

診察の時間は限られており、ふだんの生活で困っていることを伝えきれないことがあります。
傷病シートでは、食事や身の回りのこと、外出や人との関わりなどについて、質問に答える形で日常生活の様子を整理できます。
記入したシートを主治医にお渡しすることで、診察の場だけでは伝わりにくい様子をお伝えする手がかりになります。
ご家族が手続きを進める場合

体調によっては、ご家族が相談や書類の準備を担うこともあります。
ガイドは、ご家族がご本人と一緒に読みながら進められるよう、手順とシートをまとめています。
ご家族が代理人として年金事務所などで相談するときは、委任状と、代理人の方の本人確認書類(運転免許証など)が必要です(日本年金機構「年金相談や手続きを代理人に委任するとき」)。
病気やけがなどの理由で委任状を作成できない(ご本人の委任の意思を確認できない)場合は、委任状に代えて、障害者手帳や、入院中であれば医療機関長の証明または診断書(写し可)などを用意する取扱いがあります。
この場合は情報提供できる内容が異なるため、詳しくは年金事務所にご相談ください(日本年金機構「窓口での年金相談のご案内」)。
障害年金サポートガイドの受け取り方

ガイドは、LINEの友だち登録からお申し込みいただけます。
友だち登録のあとに届くご案内に沿って、送付先をご入力いただく流れです。
お申し込みの流れは次のとおりです。
- 下のボタンから、全国障害年金サポートセンターの公式LINEを友だち登録します。
- 届いたご案内に沿って、ガイドの送付先を入力します。
- 入力いただいた送付先へ、当事務所からガイドを郵送します。
LINEをお使いでない方は、Amazonでもガイドをお求めいただけます(有料)。
詳しくはAmazonの商品ページをご覧ください。
よくあるご質問

ガイドのお申し込みについて、よくいただくご質問にお答えします。
お申し込みの前に、費用や発行時期、日本年金機構の「障害年金ガイド」との違いなどをご確認ください。
Q:費用はかかりますか?
ガイドは無料でお送りしています。
当事務所に申請をご依頼いただくことは、お申し込みの条件ではありません。
Q:LINEを使っていない場合は、どうすればよいですか?
LINEをお使いでない方は、Amazonでガイドをお求めいただけます(有料)。
Q:いつ発行されたガイドですか?
2025年1月20日に発行した初版です。
発行後に年金請求書の様式が新しくなるなど、手続きの書類が変わっている点があります。
お手続きの際は、年金事務所などの窓口や日本年金機構のホームページで、最新の様式をご確認ください。
Q:日本年金機構の「障害年金ガイド」とは違うものですか?
はい、別のものです。
日本年金機構は、障害年金の制度をまとめたパンフレット「障害年金ガイド」を年度ごとに発行しています。
「障害年金サポートガイド(精神版)」は当事務所が作成した冊子で、手続きの準備に書き込んで使うシートを中心にまとめています。
制度の説明は、日本年金機構の「障害年金ガイド」もあわせてご覧ください。
Q:精神以外の病気やけがでも使えますか?
ガイドは、主にうつ病などの精神の障害で申請される方に向けて作成しています。
申請の流れや相談準備シートは、ほかの病気やけがの方にも参考にしていただけます。
ただし、傷病シートは精神の障害用の診断書の項目に合わせた作りのため、ほかの診断書には対応していません。
監修者について
ガイドは、わくわく社会保険労務士法人の代表で、社会保険労務士の松岡由将が監修しています。
当事務所は、全国障害年金サポートセンターとして、全国の方の障害年金の申請をサポートしています。
ガイドの「おわりに」では、これまで多くの申請をサポートしてきたなかで感じてきた「知らなかったために受給を諦めてしまう人が多い」という現実について書いています。
少しでも多くの方が制度を理解し、安心して一歩を踏み出せるように、という思いから、このガイドを作成しました。
ガイドとあわせてご覧いただきたい記事
ガイドがお手元に届くまでの間に、手続きの全体像や申立書の書き方を知りたい方は、次の記事もご覧ください。
どちらも、ガイドとあわせて読んでいただけるよう、当事務所がまとめた解説記事です。
初めての障害年金申請でお悩みの方は、当事務所までご相談ください。
※本ページの制度に関する記載は、2026年10月時点の情報にもとづいています。法令改正等により内容が変わることがあるため、最新の情報は日本年金機構の公式サイト等でご確認ください。医学的な判断は主治医にご確認ください。
障害年金の申請に関するお問い合わせ
「入院中なので事務所へ行けない」「家から出られない」「人と話すのが苦手・・・」という場合は、ホームページのお問合せフォーム以外にも電話やLINEなどでお気軽にご連絡下さい。
電話やメール、LINEなどでご質問いただいても、必ず当事務所にご依頼頂かなければいけないということではございません。
お問合せ頂いた後に当事務所から営業の電話などをすることもございませんので、その点はご安心下さい。
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