目次
対象者の基本データ
病名 | 直腸がん・小腸壊死 |
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性別 | 男性 |
支給額 | 年額 約80万円 |
障害の状態 | |
申請結果 | 障害基礎年金2級 |
当事務所スタッフによる事例紹介動画
当事務所のスタッフが実際に申請した流れを動画で詳しく説明しています。
当事務所の雰囲気を感じて頂けると思いますので、是非ご覧ください。
ご相談までの経緯
ご相談者様は、直腸がんの治療を受ける中で、治療の副作用により小腸の大部分を切除する手術を受けられました。
この手術の結果、短腸症候群という状態になり、食事からの栄養吸収が難しくなりました。
そのため、在宅で24時間中心静脈栄養(IVH)治療を継続する必要が生じました。
初め自分で障害年金を申請されましたが、不支給の結果となりました。
申請結果
ご契約後、前回の申請が不支給となった理由を検討したところ、診断書の記載が充分ではないこと、特に一般状態区分表が「オ」とされているにもかかわらず、具体的な状態の記述が不足していることが問題点として挙げられました。
その上で今回の申請のポイントとしては、主治医と綿密に連携を取り、一般状態区分表の「オ」に該当する具体的な状況を明確にしました。
また、日常生活の制限や医療・看護の必要性を詳細に記載し、PS値(パフォーマンスステータス)を用いて日常生活能力を明確に示しました。
これにより、年金機構からの照会にも対応し、申請書類を補強することができました。
結果として、前回の不支給から状況を一新し、2級の障害年金を受給することが認められました。
この事例では、初診日からの経過時間、具体的な治療方法、日常生活への影響、そして申請書類における詳細な記載の重要性が、成功の鍵となった事例です。
ご依頼者様は、この結果に大変満足され、「もっと早く相談していれば良かった」とおっしゃって頂くことができました。
障害年金の申請は、専門的な知識と経験が非常に重要であり、適切なサポートを受けることで、より良い結果を得れる可能性があります!
この事例は、障害年金を申請される方々にとって、専門家と連携する重要性や、診断書の詳細な記載がいかに重要かを示すものです。