【事例108】うつ病・心的外傷後ストレス障害|障害基礎年金2級(カルテが破棄されていた事例)

うつ病・心的外傷後ストレス障害|障害基礎年金2級

対象者の基本データ

病名 うつ病・心的外傷後ストレス障害
性別 女性
支給額 年額 約78万円
障害の状態
  • 家族以外とのコミュニケーションが全く取れない。
  • 恐怖心が強く電車やバスに乗れない。
  • 1日中寝間着で過ごしている。
  • 家族に促されないと、洗面、入浴ができない。
  • 過去の辛い出来事のフラッシュバックが頻繁にある。
申請結果 障害基礎年金2級

 

ご相談までの経緯

5年ほど前から不眠症で内科を受診されていましたが、改善せずメンタル的な症状も現れ精神科を受診となったそうです。

現在は、病状が悪化し、仕事もできず家事や身の回りの事も家族に任せておられます。

不安な毎日を送るなか、病院で障害年金の事を聞き、当事務所にお電話で手続きについてお問い合わせ頂きました。

数日後、再びお電話を頂き、とても自分では手続きができそうもないということで、当事務所に代行を依頼されることになりました。

 

申請結果

当初、ご本人の記憶を頼りに初診病院より証明書の取得を行いました。

しかし、書類が完成した後に、それ以前(約20年前)に何か所かの病院を受診されていることが分かりました。

そこで、最初の病院に初診の証明を依頼しましたがカルテが既に破棄されていました。

2番目の病院は廃院、3番目の病院で「受診状況等証明書」と2番目の病院からの紹介状を取ることができました。

また、ご本人が初診の病院の診察券をお持ちでしたので、初診日を間接的に証明する証拠資料として利用しました。

その後は、障害認定日頃の病院は廃院しており診断書が取れないため、事後重症請求の手続きに進みました。

現在、お仕事もされておらず、日常生活の状況も主治医の先生が正確に把握されており、障害基礎年金2級に認定されました。

 

【ポイント1】受診状況等証明書

障害年金の申請には、初診の病院と現在の病院が異なるケースで初診日を記載する「受診状況等証明書」という専用様式があります。

この様式は必ず「カルテ」をもとに、初診病院にて記載してもらいます。

 

【ポイント2】初診日の証明が出来ない場合の対処法

障害年金では受診状況等証明書の取得がとても重要です。

受診状況等証明書が取得出来なければ、最悪の場合、障害年金の請求ができなくなります。

特に、初診日がかなり昔の場合、当時の病院が廃院になっていたり、カルテがなく「受診状況等証明書」を書いてもらえないといった事が起こります。

この時は、古い順に「受診状況等証明書」が取れるまで病院に作成を依頼していきましょう。

また、紹介状があれば忘れずに頂きましょう。

それと同時に、初診の病院を受診していた証拠になる物(診察券や領収書、お薬手帳など)なども探して下さい。

こういった資料を「受診状況等証明書が添付できない申立書」と一緒に提出すれば初診日として認定される可能性があります

また、カルテがないという理由で「受診状況等証明書」作成を断られても、病院のパソコンに通院記録が残ってる場合もありますので、確認して下さい。

このように、すぐに諦めず、いろいろな方法を探っていきましょう。

 

その他の精神の事例

 

    お問合せから申請までの流れ

    お問合せの流れ

    「入院中なので事務所へ行けない」「家から出られない」「人と話すのが苦手・・・」という場合は、ホームページのお問合せフォーム以外にも電話やLINEなどでお気軽にご連絡下さい。

    電話やメール、LINEなどでご質問いただいても、必ず当事務所にご依頼頂かなければいけないということではございません。

    お問合せ頂いた後に当センターから営業の電話などをすることもございませんので、その点はご安心下さい。

    ゆっくりご検討下さい。

    問合せ

    以下のようなご質問の他、どんな些細な事でも結構ですので、お気軽にご相談下さい。

    • 自分がもらえるのかどうか診断して欲しい

    • もらえるとしたら、いくらぐらい受給出来るのかを知りたい

    • 何から手をつけたら良いのかわからない

    • 障害年金にチャレンジしてみたいと思っている

    • どうすればもらえるのか「方法」を知りたい

    • 年金事務所に相談したものの、説明が分かりにくかった・・・

    • 障害手帳を持ってはいるが、障害年金を受給していない

    精神疾患での障害年金無料自動診断

    精神疾患での障害年金の申請をご検討の場合、必要事項を入力頂くだけで「障害年金が受給できる可能性があるか」また「何級相当を受給できる可能性があるか」が自動で表示されます。
    以下のバナーをクリック頂くと、自動無料診断ページにいきます。
    費用は一切かかりませんし、匿名でもご利用頂けます。
    診断の後にこちらから営業の連絡なども致しませんので、安心してお試し下さい。

    精神の障害年金無料診断ページ 障害年金無料自動診断

     

    遠方の事務所への依頼がご心配の方へ

    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

    お電話でのお問い合わせはこちら

    無料診断・相談はコチラ

    LINE@でのお問合せはこちら

    当事務所では面会やお電話に加えてLINEでのやりとりも対応しております。
    いろいろな事情で面会やお電話でのやりとりが難しい場合は、お気軽にラインでお問合せ下さい。

    LINE友達追加

    ホームページのフォームからのお問い合わせ

    以下のフォームからお問合せ下さい。

    ※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。 届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、お電話で当センターまでご確認下さい。

    お住まいの都道府県

    (必須項目)

    生年月日

    西暦 (必須項目)

    お名前

    メールアドレス

    傷病名

    お問い合わせ内容

    現在お仕事はしていますか?

    現在生活保護を受給していますか?

     

    \ 私は障害年金を受給できるの?/
    \ 私は障害年金を受給できるの?/