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【事例858】自閉スペクトラム症|障害基礎年金2級

自閉スペクトラム症|障害基礎年金2級

対象者の基本データ

病名 自閉スペクトラム症
性別 男性
支給額 年額 約78万円
障害の状態
  • 興味に偏りがあり、固執性もある
  • 家族や就労支援員、特定の上司以外の他者とのコミュニケーションは難しい
  • 合理的配慮のある職場でなければ就労困難
  • 精神障害者保健福祉手帳2級
申請結果 障害基礎年金2級

 

ご相談までの経緯

幼少期健診にて、言葉の遅れを指摘されていました。

周囲のお友達と関わることなく、一人遊びや独特な遊び方がみられ、発達について診てもらう為、医療機関を受診されました。

「言語発達遅延」と診断され、就学まで親子教室に通っていました。

自閉症の傾向が認められたことから、検査の為転院し、「自閉スペクトラム症」と診断されました。

その後も定期的に通院を続け、支持的精神療法を継続していました。

小学校では支援学級、中学校高校では支援学校で過ごし、卒業後は、障害者雇用で就労を行っています。

職場では時に情緒不安定となり大声を出して叫んだり、職場から逃げ出してしまうようなこともあるそうですが、ジョブコーチ支援制度を利用し、職場との間を取り持ってもらうことで障害に対する理解を得て就労継続が成り立っています。

家庭内においても習慣化した行動は出来ても、興味の限局やコミュニケーション特性など自閉症の特性が強いため、家族の支援がなければ社会生活を送ることは困難な状態です。

ご本人様が20歳を迎えるにあたって、ご家族様で障害年金の申請準備を進めていましたが、就労支援員さんから難しいかもしれないから社労士に相談を勧められ、LINE@より当事務所にご相談をいただきました。

 

申請結果

LINE@よりご相談をいただいた当初、ご家族様で手続きを進めておられ、診断書の取得時点で当事務所の無料診断をご利用いただき、その内容をそのまま主治医の先生にもお伝えし、ご本人様の状態が的確に反映された診断書を取得されていました。

診断書の内容より受給の可能性が十分高いことをお伝えしましたが、病歴就労状況等申立書の作成に不安があるということと、就労支援員さんからも社労士への相談を勧められていたこともあり、初診日の証明となる受診状況等証明書と診断書が取得できた時点で、サポートのご希望をいただき、既に取得済みの書類を全て引き継ぎお手続きを進めていきました。(ポイント①)

取得済みの書類の内容に不備や不足等がないことを確認し、ご家族様からヒアリングした出生から現在までの状況と取得済みの医証との整合性を確認しながら、病歴就労状況等申立書の作成を進めました。(ポイント②)

提出前に社内チーム全員で最終チェックを行い、申請しました。

申請の結果、「障害基礎年金2級」として認定されました。

 

【ポイント1】手続きの途中からでもサポート可能

申請手続きを進める中で制度の煩雑さや病状によって、なかなか申請までたどりつくことが出来ず、動き出してから半年、1年以上経ってしまった、というお話を聞くことがございます。

事後重症請求をする場合は、申請した月の翌月分から支給が開始されますので手続きは進めていても、申請前の準備期間分の年金は受取ることが出来ません。

当事務所では手続きの途中からでもサポートは可能です。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。

 

【ポイント2】病歴就労状況等申立書

医証(受診状況等証明書、診断書など)には、ある一定の時点の情報しか記載されておらず、発症から現在までの全体の流れを読み取ることはできません。

これを補うために、「病歴就労状況等申立書」に、現在までの「病歴・治療歴」、「就労の状況」、「日常生活の状況」などを、5年ごとに区切って記載します。(転院した場合は、医療機関ごとに記載します。)

また、作成後は、医証との整合性も確認しましょう。

 

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    障害年金の審査の一元化以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
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