【事例551】統合失調感情障害・知的障害|障害基礎年金1級

統合失調感情障害・知的障害|障害基礎年金1級

対象者の基本データ

病名 統合失調感情障害・知的障害
性別 女性
支給額 年額 約120万円
障害の状態
  • 被害関係妄想、幻聴が活発にみられる
  • 抑うつ気分、不安、意欲の低下も顕著で希死念慮から自傷行為もみられる
  • 知的障害により理解力に欠ける
  • 家族との意思疎通も困難である
申請結果 障害基礎年金1級

 

ご相談までの経緯

小学校、中学校では学習の遅れがあり、特別支援学級で授業を受ける事もあったそうです。

また時に幻聴や被害妄想がみられ、周囲との関わりを持つことが苦手で、いじめを受け不登校となる時期もありました。

意思疎通を図ることが難しいため、家族にも十分に相談ができておらず、医療機関への受診は出来ていない状況が続いていました。

中学校卒業後はアルバイトをして過ごしていましたが、どの職場でも仕事を覚えることが出来ず、継続して勤めることが出来ませんでした。

仕事だけでなく、日常生活の家事や身の回りのこと等の遂行にも支障が大きく、家庭内でも家族から何度も同じことで注意や叱責を受ける事もあったそうです。

また家族間での意思疎通も困難さがあり、他者の交流は著しく限定的であるため社会性に欠け、就労の場面のみならず、日常生活にも著しい支障をきたしていました。

社会生活における支障から気分の落ち込みやイライラが募り、初めて医療機関へ受診を始めるようになりました。

A病院では「不安神経症、うつ病の疑い」と診断され、薬物療法による治療を継続していましたが、症状改善は乏しく転医されることとなりました。

転医先のB病院でこれまでの経緯から「知的障害、統合失調感情障害」と診断され現在も治療を継続しています。

しかし、症状の改善は乏しく、日常生活の全てのことに支援が必要な状況が続いています。

意思疎通が困難なため、周囲の理解や協力を得ることも難しく、ご自身で他事務所や年金事務所にご相談に行っても話が通じず断られたり、説明が理解出来ないなどで申請への大きな壁を感じていました。

そんな中、Youtubeをご覧になり、当事務所にご相談いただくこととなりました。

 

申請結果

ご相談をいただき、これまでの経過や状態をお伺いし、十分に障害年金を受給できる可能性があり、できるだけ早く年金をお届けしたいと思い、すぐにサポートさせていただくこととなりました。

ヒアリングした内容をもとに、診断書作成に必要となる事項を参考資料としてまとめ、主治医の先生に橋渡しさせていただき、すぐに診断書の作成依頼を行いました。

完成した診断書の内容はガイドライン上の目安では1級相当でしたが、診断書の記載内容だけでは不安があったため、診断書だけでは伝わらない具体的な日常生活状況などは病歴就労状況等申立書にて申し立てました。<ポイント①>

申請の結果、無事「障害基礎年金1級」として認定されました。

 

【ポイント1】病歴就労状況等申立書

医証(受診状況等証明書、診断書など)には、ある一定の時点の情報しか記載されておらず、発症から現在までの全体の流れを読み取ることはできません。

これを補うために、「病歴就労状況等申立書」に、現在までの「病歴・治療歴」、「就労の状況」、「日常生活の状況」などを、5年ごとに区切って記載します。(転院した場合は、医療機関ごとに記載します。)

また、作成後は、医証との整合性も確認しましょう。

 

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    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

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