目次
対象者の基本データ
病名 | 脊髄小脳変性症 |
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性別 | 女性 |
支給額 | 年額 約98万円 |
障害の状態 |
|
申請結果 | 障害基礎年金1級 |
ご相談までの経緯
10年程前より、歩行時の目眩やふらつき、耳鳴りなどの症状を自覚するようになったそうです。
不安になり、医療機関を受診し、MRIやCT検査などより脳の異常を指摘され、通院が始まりました。
当初は原因がはっきりとせず、経過観察のために不定期に通院をしていましたが、徐々に症状は悪化。
経過の中で「脊髄小脳変性症」と診断されました。
現在は平衡感覚がなく、補助なしには立つことすら出来ず、手足も思い通りに動かす事が出来ないため、車椅子を利用しています。
また呂律も回らず他者とは意思疎通もうまくできず、家族の支援がなければ日常生活は成り立たない状態です。
障害年金の申請をしようと他の社労士事務所に相談していましたが意思疎通がうまく行かないことから申請を諦めていました。
そんな中、ネットで当事務所のことを知り、ご本人様を支えるご家族様よりメールフォームよりご相談の連絡を頂きました。
申請結果
ご相談をいただき、症状をヒアリングすると受給の可能性が高く、すぐにでも手続きされることをお勧めしたところ、弊社でサポートさせていただくこととなりました。
既にご家族様で初診日の証明となる受診状況等証明書を取得されていましたので、書類を引き継いで手続きを進めることとしました。
A病院で受診状況等証明書を取得されていましたが、記載内容に不備があったためこの証明書のみでは初診日証明書類として認めてもらえないことが予想されました。
そのため、別の病院でも受診状況等証明書を作成して頂き、初診日証明書類を整えました。
確定した初診日と現在の症状をあわせて現在通院中の病院に橋渡しさせていただき、診断書を取得。
認定医に審査してもらいたいポイントを参考資料として添付し申請しました。
結果、約1ヵ月のスピード認定で「障害基礎年金1級」として認定されました。
【ポイント1】申請書類のチェック
受診状況等証明書や診断書を始めとする障害年金の申請に必要となる全ての書類はその都度、記載漏れや記載間違いがないか確認して手続きを進めていくことが大切です。
特に医師に記載していただく書類は忙しい中、診察時間外に時間を割いて作成をして頂く必要がありますので、早めにチェックをして、再確認が必要な事項がある場合は早めに連絡を取るようにしましょう。
申請を済ませた後に記載漏れや記載ミスが発覚しても、後から訂正や追記をすることは出来ません。
当事務所ではお一人のご相談者様の申請書類について、複数名でのチェック、また特段検討が必要な場合はチーム全体で議論を交わすなど、チーム全員でのサポート体制を取っています。
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