【事例48】双極性障害|障害共済年金1級(複数の病院で通院歴がある事例)

双極性障害|障害共済年金1級

対象者の基本データ

病名 双極性障害(そうきょくせいしょうがい)
性別 女性
支給額 年額 約98万円
障害の状態
  • 大半が鬱状態で、稀に躁状態となる
  • 身のまわりのことも難しく、生活には家族の介護が必要
  • 就労できる状態では無く、現在無職
  • 精神障害者保健福祉手帳はなし
申請結果 障害共済年金1級

 

ご相談までの経緯

高校卒業後、ずっと市役所に勤めていたAさんが体調に異変を感じたのは35歳頃でした。

ちょうど職場の配置転換があり慣れない業務に強いストレスを感じ、食欲不振や倦怠感、不眠・中途覚醒といった睡眠障害が出始めたそうです。

上司の勧めで心療内科を受診したところ『うつ病』と診断されたました。

治療を始めましたが症状は改善せず、休職することになったそうです。

しばらく休職すると元気になり復職。

仕事をバリバリこなし始めましたが、1年も経たないうちに再びうつ状態となりました。

病院では病名がうつ病から『双極性障害』に変更。

以降、症状の改善を求めて様々なクリニックを転々としますが、症状は一進一退で、その間は休職と復職を繰り返していました。

それまで理解ある同僚たちのお陰で何とか仕事を続けてきましたが、50歳頃に新しく就任した上司と折り合いが悪く、重いうつ状態となったことをきっかけに入院し、職場も退職。

その後は実家に戻り、家族の支援を受けながら日常生活を送っています。

収入が途絶えたことで経済的な不安がありますが就労できる状態でも無く、障害年金を受けて少しでも不安を取り除ければと当事務所にご相談がありました。

 

申請結果

お話をお聞きすると症状は重く、生活には家族の支援が必須との事でした。

等級に該当する可能性が高く、すぐにお手続きを開始いたしました。

障害年金は、初診日に加入していた年金制度により、請求する内容や申請先が変わります。

今回Aさんが初診日時点に加入していた年金制度は『共済年金』でした。

よって、加入していた共済組合に問い合わせ、申請様式一式を取得することから始めました。

手続きでは、発病が10年以上前という事ですのでカルテが保管されているか不安でしたが、初診病院に問い合わせたところ「倉庫にカルテが残っている」とお返事を頂き、無事に初診日の証明書を取得。

次にこれまで病院を転々としていたため、通院歴の整理を行う必要がありました。

体調が優れない事も多いため、口頭でのヒアリングは避け、アンケート用紙に記入して頂く形で進めていきました。

申立書に記載する症状や日常生活の様子等は、現病院にてカルテの写しを取得し大体の内容を把握。

その後、足りない部分や更に詳しい様子をアンケートにてお聞きしました。診断書の取得やその他諸証明は、Aさんを介さず全てこちらで取得しました。

このように、Aさんの負担を可能な限り減らして申請を行いました。

結果は『障害共済年金1級』との認定されました。

 

【ポイント1】障害年金の種類

障害年金は「初診日に加入していた年金制度」によって、請求できるものが違います。

請求できる障害年金は主に3つで、以下のとおりです。

①障害基礎年金(初診日に「国民年金に加入」または「未加入」の場合)
②障害厚生年金(初診日に「厚生年金に加入」している場合)
③障害共済年金(初診日に「共済年金に加入」している場合)

種類によって、申請先や申請内容に違いがあります。

 

【ポイント2】初診日の証明

障害年金は初診日主義とも言われています。

つまり、障がいがどんなに重たくても初診日の証明が出来なければ障害年金を受給することが出来ないということです。

カルテの法定保存期間が5年と定められている為、初診日の証明が出来ず悔しい思いをする方が多くおられるのも事実です。

そんな時でも証拠を積み上げて、間接的に初診日を証明出来たケースが多くありますので諦めない事が大切です!

 

その他の精神の事例

 

    お問合せから申請までの流れ

    お問合せの流れ

    「入院中なので事務所へ行けない」「家から出られない」「人と話すのが苦手・・・」という場合は、ホームページのお問合せフォーム以外にも電話やLINEなどでお気軽にご連絡下さい。

    電話やメール、LINEなどでご質問いただいても、必ず当事務所にご依頼頂かなければいけないということではございません。

    お問合せ頂いた後に当センターから営業の電話などをすることもございませんので、その点はご安心下さい。

    ゆっくりご検討下さい。

    問合せ

    以下のようなご質問の他、どんな些細な事でも結構ですので、お気軽にご相談下さい。

    • 自分がもらえるのかどうか診断して欲しい

    • もらえるとしたら、いくらぐらい受給出来るのかを知りたい

    • 何から手をつけたら良いのかわからない

    • 障害年金にチャレンジしてみたいと思っている

    • どうすればもらえるのか「方法」を知りたい

    • 年金事務所に相談したものの、説明が分かりにくかった・・・

    • 障害手帳を持ってはいるが、障害年金を受給していない

    精神疾患での障害年金無料自動診断

    精神疾患での障害年金の申請をご検討の場合、必要事項を入力頂くだけで「障害年金が受給できる可能性があるか」また「何級相当を受給できる可能性があるか」が自動で表示されます。
    以下のバナーをクリック頂くと、自動無料診断ページにいきます。
    費用は一切かかりませんし、匿名でもご利用頂けます。
    診断の後にこちらから営業の連絡なども致しませんので、安心してお試し下さい。

    精神の障害年金無料診断ページ 障害年金無料自動診断

     

    遠方の事務所への依頼がご心配の方へ

    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

    お電話でのお問い合わせはこちら

    無料診断・相談はコチラ

    LINE@でのお問合せはこちら

    当事務所では面会やお電話に加えてLINEでのやりとりも対応しております。
    いろいろな事情で面会やお電話でのやりとりが難しい場合は、お気軽にラインでお問合せ下さい。

    LINE友達追加

    ホームページのフォームからのお問い合わせ

    以下のフォームからお問合せ下さい。

    ※お問い合わせ内容をご送信後、自動返信で内容確認のメールをお送りします。 届かない場合は、お手数ですが迷惑メールボックスをご確認頂くか、お電話で当センターまでご確認下さい。

    お住まいの都道府県

    (必須項目)

    生年月日

    西暦 (必須項目)

    お名前

    メールアドレス

    傷病名

    お問い合わせ内容

    現在お仕事はしていますか?

    現在生活保護を受給していますか?

     

    \ 私は障害年金を受給できるの?/
    \ 私は障害年金を受給できるの?/