【事例398】双極性障害|障害厚生年金2級(LINEのやりとりで手続きを進めた事例)

双極性障害厚生年金2級事例

対象者の基本データ

病名 双極性障害(そうきょくせいしょうがい)
性別 女性
支給額 年額 約152万円
障害の状態
  • 対人恐怖あり、電話であっても手や声が震え、応答できない。
  • 掃除、洗濯などの家事は全く手につかず、身なりにも気を配れない。
  • 躁状態になると万能感あり、散財してしまう。
  • 将来の不安、自責感から希死念慮が強い。
申請結果 障害厚生年金2級

※こちらの事例は以下の動画でも分かりやすく説明していますので、是非ご覧ください。

 

ご相談までの経緯

8年程前、仕事で激務が続いていたが、当時は一人暮らしをしていたため、帰宅後も家事など自分でしなければならないことが多く体調を崩し、不眠をきたし、次第に死にたいと思うようになったそうです。

仕事も休むようになり、将来への不安や焦りから医療機関へ受診するようになりました。

身の回りのことは何も出来ず、自宅内の家事等は全て滞っていたそうです。

希死念慮からリストカットやODを繰り返し、入院に至り、これ以上一人暮らしを続けることは不可能な状態であった為、実家へ戻り、治療通院を続けていました。

実家に戻ったことで身辺や家事などの負担は減ったものの、両親から病状に対する理解を得られないため、実家を離れ、婚姻予定にあった現夫と同居を始めることとなりました。

妊娠を機に通院を一時中断し、出産後再度通院を続けていましたが、気分の波が激しく、終日臥床して過ごす日も少なくなく、日常生活の身の回りのことにも夫の支援が不可欠で就労は出来る状態にありませんでした。

子育てのこと、自分に収入がないことで将来への不安が大きく、なにか受けられる支援がないかネットで調べていた際に障害年金のことを知り、市役所へ行き、手続きの説明を聞いたもののよく理解出来なかったため、当事務所にご相談をいただきました。

 

申請結果

電話でのやり取りもしんどい状況であったため、文書でヒアリングを行い、LINEでやり取りを行いました。

気分の波が激しく、日常生活の状況は1日横になって過ごしていることも多く、夫の支援が欠かせない状態であったため、すぐに申請の手続きに着手しました。

まずは初診日の証明となる受診状況等証明書の取得の手続きから進めていきました。

初診日からは5年以上経過していましたが、カルテは残っており、問題なく受診状況等証明書を取得することが出来ました。

初診日が確定し、認定日も定まったため、遡っての請求を検討しましたが、認定日当時に通院歴がなく、診断書の取得ができないため、事後重症での請求をすることとなりました。

人と話すことが苦手であったため、主治医の先生と話す際も緊張して伝えたいことがうまく伝えられていない状況でした。

診断書の依頼時には診察時には伝えきれていないことや日常生活状況などをまとめて参考資料として添付する形で医師への橋渡しを行うことで、実際の生活状況が反映された診断書を作成していただくことが出来ました。

申請の結果、障害厚生年金2級として認定されました。

 

【ポイント1】診断書(精神の障害用)

精神疾患での障害年金を申請する際は、病状だけでなく、日常生活及び就労の状況もポイントとなります。

診察時に日常生活及び就労状況をうまく伝えられていない場合は、実際の状況と不釣合いな診断書となってしまう可能性があります。

診断書作成前に医師から詳しく状況を聞かれることもありますが、ヒアリングがない場合などは自ら伝えることが大事です。

伝え方は様々ですが、限られた診察時間では全てを伝えることが困難、医師を目の前にするとうまく伝えられないなどの場合はメモなどに記載してお渡しするのがよいでしょう。

 

その他の精神の事例

 

    お問合せから申請までの流れ

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    障害年金の審査の一元化 以前に障害年金の障害認定に地域差があることが問題となり、2017年4月より日本全国から申請される障害年金の審査業務は全て東京の障害年金センターに一元化されました。
    現在では日本全国どこの年金事務所へ提出しても、東京の障害年金センターで審査をされます。
    そのため遠方の方が当事務所にご依頼いただいても、遠方だから審査に違いが出るというようなことはございませんので、ご安心下さい。
     

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