後天性免疫不全症候群 肝炎(慢性B型)|障害厚生年金2級

対象者の基本データ

病名後天性免疫不全症候群 肝炎(慢性B型)
性別男性
支給額年額 約226万円
障害の状態・強い倦怠感や易疲労感がある
・感染リスクを軽減するため外出時は自動車を利用
・日常生活は「温和な活動程度」であれば可能
・一般就労は困難なため障害者枠で就労している
申請結果障害厚生年金2級

当事務所スタッフによる事例紹介動画

当事務所のスタッフが実際に申請した流れを動画で詳しく説明しています。

当事務所の雰囲気を感じて頂けると思いますので、是非ご覧ください。

ご相談までの経緯

ご依頼者様は、後天性免疫不全症候群(エイズ)により、すでに障害厚生年金の3級を受給されていました。

しかし、病状の進行に伴い、「もしかすると2級に該当するのではないか」と感じるようになり、当社にご相談をいただきました。

ご相談当初から、ご依頼者様はCD4値が直近2回とも200以下であることをご存知で、明確な医学的資料も揃っていたため、額改定請求を行うこととなりました。

申請結果

①申請のポイントと苦労した点

申請において最も重要となったのは「認定基準の選定」と「CD4値の証明」でした。

後天性免疫不全症候群には、以下3つの認定基準が存在します:

  • 平成10年の基準
  • 平成23年のA基準
  • 平成23年のB基準

この中で、ご依頼者様の状況(CD4の値が200以下、エイズ発症の既往歴あり)に最も適していたのが「平成23年のB基準」でした。

CD4値とは、免疫機能を示す指標であり、障害年金の等級を判断する際に大きな役割を果たします。

目安としては(4週間以上の間隔をおいた直近の連続する2回の検査数値の平均):

  • CD4値350以下:3級の可能性
  • CD4値200以下:2級の可能性

ご依頼者様のCD4値は、直近2回とも130程度とかなり低く、2級に該当する条件を満たしていました。

また、一般的な障害年金の審査で用いられる「一般状態区分表」は、今回の申請では考慮されないため、日常生活の状況が比較的良好(区分「イ」)であっても、審査には影響はありませんでした。

診断書に加え、当社では現在の生活状況を詳細にまとめた申立書も作成し、万全を期して書類を整えました。

②結果

申請の結果、ご依頼者様は障害厚生年金2級への額改定が認められました。

3級から2級への変更は、受給額に大きな差があるため、ご依頼者様にとっても安心材料となったようです。

現在も就労を継続されていますが、体力的な負担の少ない部署へ異動されるなど、無理のない形で日常を送られています。

③感想(スタッフより)

他の傷病と異なり、後天性免疫不全症候群については3つの認定基準があります。

審査では、3つの基準に当てはめて、それらのうちで上位等級のもので認定されます。

それぞれの症状によりどの基準で最上位の等級に該当するかを見極めることが大切であると実感いたしました。

【ポイント1】HIVの平成23年A及びBの認定基準

1級

[A](ア+イ+ウ)又は[B]を満たす場合とする

【検査項目】

ア CD4値が200/μl以下(4週以上の間隔をおいた直近の連続する2回の検査値の平均値)

イ 以下の項目のうち、3つ以上を満たす(4週以上の間隔をおいた直近の検査において連続して2回以上続く)

a 白血球数が3,000/μl未満

b ヘモグロビン量が男性12g/dl、女性11g/dl未満

c 血小板が10万/μl未満

d ヒト免疫不全ウイルス―RNA量が5,000コピー/ml以上

【身体症状等】

ウ 以下の項目のうち、4つ以上を満たす

a 1日1時間以上の安静臥床を必要とするほどの強い倦怠感及び易疲労感が月に7日以上ある

b 病態の進行のため、健常時に比し10%以上の体重減少がある

c 月に7日以上の不定の発熱(38℃以上)が2ヶ月以上続く

d 1日に3回以上の泥状ないし水様下痢が月に7日以上ある

e 1日に2回以上の嘔吐あるいは30分以上の嘔気が月に7日以上ある

f 動悸や息苦しくなる症状が毎日のように出現する

g 抗HIV療法による日常生活に支障が生じる副作用がある(a~f以外)(抗HIV療法を実施している場合)

h 生鮮食料品の摂取禁止等の日常生活活動上の制限が必要である

i 1年以内に口腔内カンジダ症、帯状疱疹、単純ヘルペスウイルス感染症、伝染性軟属腫、尖圭コンジローム等の日和見感染症の既往がある

j 医学的理由(注1)により抗HIV療法ができない状態である

B 回復不能なエイズ合併症のため介助なくしては日常生活がほとんど不可能な状態(注2)である

2級

[A](ア+イ+ウ)又は[B](ア+エ)を満たす場合とする

【検査項目】

ア CD4値が200/μl以下(4週以上の間隔をおいた直近の連続する2回の検査値の平均値)

イ 以下の項目のうち、2つ以上を満たす(4週以上の間隔をおいた直近の検査において連続して2回以上続く)

a 白血球数が3,000/μl未満

b ヘモグロビン量が男性12g/dl、女性11g/dl未満

c 血小板が10万/μl未満

d ヒト免疫不全ウイルス―RNA量が5,000コピー/ml以上

【身体症状等】

ウ 以下の項目のうち、3つ以上を満たす

a 1日1時間以上の安静臥床を必要とするほどの強い倦怠感及び易疲労感が月に7日以上ある

b 病態の進行のため、健常時に比し10%以上の体重減少がある

c 月に7日以上の不定の発熱(38℃以上)が2ヶ月以上続く

d 1日に3回以上の泥状ないし水様下痢が月に7日以上ある

e 1日に2回以上の嘔吐あるいは30分以上の嘔気が月に7日以上ある

f 動悸や息苦しくなる症状が毎日のように出現する

g 抗HIV療法による日常生活に支障が生じる副作用がある(a~f以外)(抗HIV療法を実施している場合)

h 生鮮食料品の摂取禁止等の日常生活活動上の制限が必要である

i 1年以内に口腔内カンジダ症、帯状疱疹、単純ヘルペスウイルス感染症、伝染性軟属腫、尖圭コンジローム等の日和見感染症の既往がある

j 医学的理由(注1)により抗HIV療法ができない状態である

【その他】

エ エイズ発症の既往歴がある

3級

[A](ア+イ+ウ)又は[B](ア+エ)を満たす場合とする

【検査項目】

ア CD4値が350/μl以下(4週以上の間隔をおいた直近の連続する2回の検査値の平均値)

イ 以下の項目のうち、2つ以上を満たす(4週以上の間隔をおいた直近の検査において連続して2回以上続く)

a 白血球数が3,000/μl未満

b ヘモグロビン量が男性12g/dl、女性11g/dl未満

c 血小板が10万/μl未満

d ヒト免疫不全ウイルス―RNA量が5,000コピー/ml以上

【身体症状等】

ウ 以下の項目のうち、2つ以上を満たす

a 1日1時間以上の安静臥床を必要とするほどの強い倦怠感及び易疲労感が月に7日以上ある

b 病態の進行のため、健常時に比し10%以上の体重減少がある

c 月に7日以上の不定の発熱(38℃以上)が2ヶ月以上続く

d 1日に3回以上の泥状ないし水様下痢が月に7日以上ある

e 1日に2回以上の嘔吐あるいは30分以上の嘔気が月に7日以上ある

f 動悸や息苦しくなる症状が毎日のように出現する

g 抗HIV療法による日常生活に支障が生じる副作用がある(a~f以外)(抗HIV療法を実施している場合)

h 生鮮食料品の摂取禁止等の日常生活活動上の制限が必要である

i 1年以内に口腔内カンジダ症、帯状疱疹、単純ヘルペスウイルス感染症、伝染性軟属腫、尖圭コンジローム等の日和見感染症の既往がある

j 医学的理由(注1)により抗HIV療法ができない状態である

【その他】

エ エイズ発症の既往歴がある

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