対象者の基本データ
病名 | 混合性難聴(ゆ着性中耳炎) |
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性別 | 男性 |
支給額 | 年額 約58万円 |
障害の状態 | ・聴力レベル 右95.0db/左73.3db ・日常会話は困難 ・耳垂れが続き痛痒さがあり不快 |
申請結果 | 障害基礎年金3級 |
ご相談までの経緯
38歳の頃、めまいがひどく地元の耳鼻科を受診されました。
初診時は聴覚の異常は見られず投薬により、めまいは改善したとの事です。
40歳頃から聴力の低下を自覚するようになり定期通院を再開され両耳鼓膜チューブ留置術を行ったとのことです。
その後も定期受診を行いながら経過観察を行うも、聴力の低下が続くことから、接客業を続けることが困難となり会話の少なくてすむ職種へと転職をおこないました。
50歳の時、奥様からの勧めにより当事務所へご相談に来られました。
申請結果
通常は電話を使いながら手続きを進めますが病気の特徴からLINEをメイン進行して行く事とさせて頂きました。
また、症状の進行から通院が6ヶ月に1回程度の通院と頻度が限られてしまうため、最初に次回の通院予定日を確認し、その日付を目がけてほかの書類の準備も進めて行きました。
普段の通院では聴力レベルを測定する程度ですが、次回の通院だけで障害年金の申請に必要なその他の状況を主治医に伝える必要がありました。
そこで、アンケートを使うことで、日常生活や仕事場での様子について的確に先生に伝えることが出来ました。
その結果、障害厚生年金3級として無事に認定を得ることが出来ました。
【ポイント1】聴力の測定時の注意点
障害年金に必要となる聴覚障がいの測定は「補助器具や装置を使わない状態で測定する」とされています。
もし補聴器などの補助器具を使用している場合は必ず外して測定を行ってください。