
目次
対象者の基本データ
| 病名 | 拡張型心筋症(心移植後状態) |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 支給額 | 年額 約78万円 |
| 障害の状態 |
|
| 申請結果 | 障害基礎年金2級 |
ご相談までの経緯
今回のご依頼者様は、2歳の頃に心雑音を指摘され、大きな病院で精密検査を受けた結果、拡張型心筋症と診断されました。
その後、症状は進行し、3歳頃にアメリカで心臓移植を受けるという非常に大きなご経験をされています。
帰国後も治療を続けられていましたが、症状は不安定で、学校を休むことが多く、高校卒業後に進学された専門学校も体調不良で中退を余儀なくされました。
ご本人様が20歳になられるタイミングでお母様が代理で障害年金請求をされましたが、「障害の程度が障害等級には該当しない」とのことで、結果は不支給。
幼少期からこんなに大変な思いをしてきているのに障害年金が認められないことに理不尽さや不安、悔しさを抱えられていました。
初回申請から3年が経過。
症状はさらに悪化しており、「もう一度、障害年金の請求ができないか」と、お母様から当社にご相談をいただきました。
申請までの流れ
過去に申請歴があるということだった為、まず最初に確認したのは、前回の申請で「初診日がすでに認められている」という点でした。
これは再申請を行う上で大きな強みとなる要素です。
一方で、一度不支給となっていることから、お母様は「また今回も認められなかったら…」という不安を強く抱えておられました。
当社では、前回以降の状態の変化がしっかり伝わるよう、現在の障害の状態を丁寧に整理するところから始めました。
主治医の先生にもご協力を仰ぎ、参考資料をお渡ししながら、診断書の作成に必要な情報を明確にお伝えしました。
また、お母様からもヒアリングを行い、これまでの病歴や現在の普段の生活状況、ご様子などを細かく伺い、病歴・就労状況等申立書に詳述しました。
「ここまでのご苦労がなぜ伝わらないのか」——そういったお母様の想いをしっかり受け止め、今回こそは“今の状態”が正しく評価されるよう、診断書や病歴・就労状況等申立書に細心の注意を払い、準備を進めていきました。
結果
申請の結果、障害基礎年金2級として支給が決定しました。
3年前は該当しないとされた状態から、症状の進行や生活への影響がしっかり伝わり、審査側にも「今の状態」が正確に理解された結果だと考えています。
この結果を受けて、ご本人様もご家族様も大変安堵されていました。
特にお母様は、再び不支給になるのではと心配されていたこともあり、「やっと安心できました」と涙ながらにお話しくださいました。
スタッフの感想・まとめ
この事例発表を聞いたスタッフからは、「前回不支給でも、症状が変化すれば再申請できることを改めて実感しました」との声があがりました。
また、「不支給の経験があるからこそ、ご家族の不安も強く、それを少しでも軽くできたことが何より嬉しい」とも話していました。
障害年金は『一度不支給となっても終わりではありません』
症状の変化に応じて、再申請という形で支給が認められる可能性があります。
過去の結果が不本意だった方にとって、諦めずにご相談いただくことの重要性を今回の事例から改めて強く感じました。
当社では、これまでの結果にとらわれず、今の状態に寄り添った申請サポートを心がけております。
「前にダメだったから」と不安な方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
【ポイント1】一度不支給となっていても受給の可能性あり
過去に不支給となっても、障害年金を再度申請することは可能です。
大切なのは「なぜ不支給となったか」原因を見つけることです。
原因を見つけるのは慣れていないと難しいこともありますので、ぜひ専門家にご相談ください。
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