
お金の管理は、生活の自立と自己決定を支える上で非常に重要なスキルです。
知的障害のある方がお金を自分で管理できるようになることは、日々の買い物から将来の計画まで、より主体的な生活を送るために不可欠です。
このブログ記事では、知的障害のある方がお金の管理で直面する課題を理解し、具体的な解決策を見つけるための情報を見ていきたいと思います。
収入、支出、貯蓄といった基本的なお金の概念から、予算の立て方、安全な貯蓄方法、悪質な詐欺や金銭的な搾取から身を守るための対策、そしてお金の管理を支援する家族、支援者、専門機関の役割、便利なアプリやツールまで、幅広く解説していきたいと思います。
知的障害のある方がお金の管理で直面する一般的な課題
知的障害のある方がお金の管理をする上で直面する課題は多岐にわたります。
【課題1】お金の概念
まず、お金の価値や概念を理解することが難しい場合があります。
例えば、硬貨や紙幣の種類を区別したり、それぞれの金額が何を表しているのかを理解したりするのに苦労することがあります。
また、「収入」「支出」「貯蓄」といった抽象的なお金の流れを具体的にイメージすることが難しいことも少なくありません。
お金は目に見える物ではないため、その動きや意味合いを捉えるには、ある程度の抽象的な思考力が必要となりますが、知的障害のある方の中には、そうした抽象的な概念の理解に困難さを抱える方がいます。
【課題2】計画的な管理
次に、予算を立てたり、日々の支出を管理したりすることも難しい場合があります。
毎月どのくらいお金が入ってきて、何にどれくらい使っているのかを把握し、計画的に使うことは、お金の管理の基本ですが、知的障害のある方にとっては、収入と支出のバランスを考えたり、将来のために計画的に貯蓄したりすることが難しいことがあります。
また、日々の買い物や公共料金の支払いを記録し、自分が何にどれくらいお金を使っているのかを把握することも、困難な場合があります。
【課題3】詐欺や搾取
さらに、悪質な詐欺や金銭的な搾取に遭いやすい可能性も指摘されています。
判断力や理解力が十分でない場合、他人からの言葉を鵜呑みにしてしまい、騙されやすいことがあります。
例えば、「必ず儲かる」といった言葉を信じてお金を渡してしまったり、複雑な契約内容や金融商品を十分に理解できないまま、不利な条件で契約してしまうことがあります。
社会経験の不足や情報収集能力の制約から、悪質な手口を見抜くことが難しいことも、被害に遭いやすい一因と考えられます。
また、政府から支給される障害年金や生活保護などの給付金や、様々な支援制度に関する複雑なルールを理解しにくいことも、お金の管理を難しくする要因の一つです。
受給資格や利用条件が細かく定められている場合が多く、自分に合った制度を見つけたり、申請したりするのに苦労することがあります。
さらに、収入や資産の制限など、制度のルールを十分に理解せずに、給付金が減額されたり、停止されたりするリスクもあります。
【課題4】金融機関のサービスの利用
銀行などの金融機関のサービスを利用する際に困難を感じることもあります。
銀行口座の開設や維持、ATMの操作、最近ではオンラインバンキングの利用などに苦労することがあります。
提供される情報が専門用語ばかりで複雑で理解しにくかったり、窓口での手続きやコミュニケーションがスムーズにいかなかったりすることがあります。
金融機関のサービスは、一般的に書面や口頭での説明が中心となるため、知的障害のある方にとっては、情報の理解や手続きの遂行に支援が必要となる場合があります。
お金の概念をわかりやすく説明する
知的障害のある方にお金の管理方法を効果的に伝えるためには、まず、お金に関する基本的な概念を分かりやすく説明することが重要です。
抽象的な表現を避け、具体的な例や視覚的なツールを活用することが効果的です。
収入
収入とは、自分に入ってくるお金のことです。
仕事をして得たお金(給料など)や、国や自治体からの支援金(障害年金、生活保護など)が主な収入源となります。
これらの収入を説明する際には、絵や写真を使って具体的に示すと理解しやすくなります。
例えば、給料明細の絵や、支援金が振り込まれる通帳のコピーなどを見せながら、「毎月〇日に〇〇円もらえるお金」のように、具体的な金額と時期を結びつけて説明します。
収入があることで、生活に必要なものを買ったり、自分の好きなことをしたりできることを伝えることも大切です。
支出
支出とは、自分が出ていくお金のことです。
生活していくために必要なもの(家賃、食費、光熱費など)と、なくても困らないけれど欲しいもの(趣味の品、娯楽費など)を区別して説明することが重要です。
「必要」なものは、生きていくために絶対に必要なもので、例えば、住むための家、食べるための食べ物、着るための服などが挙げられます。
一方、「欲しい」ものは、なくてもすぐに困るわけではないけれど、あったら嬉しいもので、例えば、ゲームやお菓子、コンサートのチケットなどが該当します。
支出の種類ごとに、色分けした図やグラフを使って、お金の流れを視覚的に示すことも有効です。
例えば、家賃は青、食費は緑、趣味・娯楽費は赤といったように色分けすることで、毎月何にどれくらいお金を使っているのかが一目で分かります。
貯蓄
貯蓄とは、将来のために、今使わないで取っておくお金のことです。
なぜ貯蓄が必要なのかを理解してもらうために、貯金の目標を具体的に設定し、目標額に達するまでの道のりを視覚的に示すことが効果的です。
例えば、「新しいゲームを買うために〇〇円貯める」「来年旅行に行くために〇〇円貯める」といった具体的な目標を設定し、目標額に対して現在いくら貯まっているかを棒グラフなどで示すと、モチベーションを維持しやすくなります。
貯金することで、将来欲しいものが買えたり、もしもの時のために備えられたりすることを伝えることも大切です。
お金の種類
お金には様々な種類があることを理解してもらうことも重要です。
現金(硬貨と紙幣)、デビットカード、クレジットカード、プリペイドカードなどがあり、それぞれの使い方や特徴があります。
- 現金:直接手にとって使えるため、お金の感覚を掴みやすいという利点がありますが、紛失や盗難のリスクがあります。
- デビットカード:銀行口座にあるお金の範囲内で買い物や引き出しができる便利なカードですが、口座残高を超えて使うことはできません。
- クレジットカード:後払いで買い物ができるカードですが、使いすぎには注意が必要です。
- プリペイドカード:事前にチャージした金額の範囲内で利用できるため、予算管理がしやすく、使いすぎを防ぐのに役立ちます。
それぞれのカードがどのような時に使えるのか、どのような点に注意する必要があるのかを具体的に説明することが大切です。
予算の立て方と支出の管理方法
お金の概念を理解した上で、実際に予算を立て、支出を管理する方法を学ぶことは、自立した金銭管理の第一歩となります。
予算を立てる
予算を立てる際には、まず、毎月どのくらいのお金が入ってくるのか(収入)と、何にどれくらいお金が出ていくのか(支出)を把握することから始めます。
収入源(給料、手当など)と、支出項目(家賃、食費、交通費、趣味など)をリストアップし、それぞれの金額を書き出します。
次に、リストアップした支出を「必要なもの」と「欲しいもの」に分け、どちらの優先順位が高いかを考えます。
そして、毎月の収入の範囲内で、各支出項目に使えるお金の額を決めます。この時、支出の合計が収入を超えないように調整することが重要です。
予算の全体像を視覚的に表現するために、グラフや図を活用すると分かりやすくなります。
例えば、収入を円グラフで示し、それぞれの支出項目がどのくらいの割合を占めているかを色分けして表示したり、棒グラフで各支出項目の予算額と実際の支出額を比較したりする方法が考えられます。
以下は、月間予算の例です。
収入 | 金額(円) |
---|---|
給料 | 150,000 |
障害年金 | 80,000 |
その他 | 5,000 |
合計 | 235,000 |
支出 | 金額(円) |
---|---|
家賃 | 50,000 |
食費 | 40,000 |
光熱費 | 15,000 |
交通費 | 10,000 |
通信費 | 8,000 |
医療費 | 5,000 |
趣味・娯楽費 | 20,000 |
貯金 | 50,000 |
その他 | 7,000 |
合計 | 205,000 |
収入 ー 支出 | 30,000円 |
この表を見ることで、毎月の収入と支出の内訳、そして最終的にいくら残るのかが一目で分かります。
支出項目は、個人の生活スタイルに合わせて調整することが可能です。
支出を管理する
予算を立てたら、次は実際に支出を管理していくことが重要です。
まず、毎日の支出を記録する習慣をつけましょう。
ノートに手書きで記録したり、スマートフォンの家計簿アプリを利用したりするなど、自分に合った方法で記録します。
何に、いつ、いくら使ったかを記録することで、自分がどのようなものにお金を使っているのかを把握することができます。
買い物をする前に、何を買うかをリストアップし、予算内で済むように工夫することも大切です。
事前に買うものを決めておくことで、衝動買いを防ぎ、必要なものだけを買うことができます。
また、特売品や割引情報を活用することも、支出を抑えるための有効な手段です。
現金を使うことは、使いすぎを防ぐ上で効果が期待できます。
目に見えるお金が減っていく感覚は、お金の使いすぎに対する抑止力となります。
週ごとや日ごとに使えるお金の上限を決めて、その範囲内でやりくりするようにすることも有効です。
例えば、「今週は5,000円までしか使わない」といったルールを決めることで、計画的な支出を促すことができます。
さらに、視覚的な予算管理ツールを活用することもおすすめです。
例えば、各支出項目ごとにお金を入れる封筒を分け、それぞれの封筒に入っている金額がその月の予算額であると視覚的に理解できるようにする方法や、支出を種類ごとに色分けしてグラフで表示するツールを利用する方法などがあります。
安全に貯蓄する方法と利用しやすいサービス
貯蓄は、将来の目標を達成したり、予期せぬ出来事に備えたりするために非常に重要です。
知的障害のある方が安全に貯蓄するためには、適切な方法を知っておくことが大切です。
安全な貯蓄方法
最も一般的で安全な貯蓄方法は、銀行や信用金庫の預金口座を利用することです。
普通預金口座は、出し入れが自由にできるため、日常的なお金の管理に適しています。
一方、定期預金口座は、一定期間お金を引き出すことができませんが、普通預金よりも高い金利で貯蓄することができます。
将来の目標に合わせて、適切な口座を選ぶことが大切です。
自動積立定期預金を利用すると、毎月決まった日に自動的に貯金できるので便利です。
給料が振り込まれる口座から、毎月一定額を自動的に定期預金口座へ移動させる設定をしておけば、意識しなくても着実に貯蓄を増やすことができます。
利用しやすいサービス
知的障害のある方が利用しやすいサービスとしては、デビットカードやプリペイドカードが挙げられます。
デビットカードは、銀行口座にあるお金の範囲内で、買い物やATMでの引き出しができる便利なカードです。
クレジットカードのように使いすぎる心配がなく、口座残高を確認しながら利用できるため、予算管理にも役立ちます。
使いすぎを防ぐために、1日の利用限度額を設定することも可能です。
プリペイドカードは、事前にチャージした金額の範囲内で利用できるカードです。
現金を持ち歩く必要がなく、デビットカードと同様に、使いすぎを防ぐ効果が期待できます。
様々な種類のプリペイドカードがあり、用途に合わせて選ぶことができます。
例えば、特定の店舗でのみ利用できるギフトカードや、VisaやMastercardなどの加盟店で利用できるチャージ式のプリペイドカードなどがあります。
プリペイドカードは、予算管理がしやすく、使いすぎを防ぐのに役立ちます。
悪質な詐欺や金銭的な搾取から身を守るために
知的障害のある方は、判断力や理解力が十分でない場合があるため、悪質な詐欺や金銭的な搾取の被害に遭いやすい傾向があります。
被害に遭わないためには、注意すべき点を知り、適切な対策を講じることが重要です。
身を守るための注意点
まず、身に覚えのない電話やメールには注意し、安易に個人情報やお金を渡さないようにしましょう。
相手が誰であるかを確認し、不審な点があればすぐに電話を切ったり、メールを無視したりすることが大切です。
「必ず儲かる」「無料プレゼント」などの甘い言葉には裏があると考え、すぐに信用しないようにしましょう。
また、判断に迷うことがあれば、必ず家族や支援者、信頼できる第三者に相談することを習慣にしましょう。
一人で悩まずに誰かに相談することで、客観的な意見を聞き、冷静な判断をすることができます。
身を守るための対策
金融機関や公的機関を名乗る不審な連絡があった場合は、相手に連絡先を聞き、自分から公式サイトや窓口に電話などで確認するようにしましょう。
相手から指定された連絡先にすぐに連絡するのではなく、自分で調べて正しい連絡先に問い合わせることが重要です。
また、クレジットカードやキャッシュカードの暗証番号は誰にも教えないようにしましょう。
金融機関の職員や家族、支援者であっても、暗証番号を聞き出すことは絶対にありません。
インターネットバンキングを利用している場合は、パスワードを複雑なものにし、定期的に変更するようにしましょう。
推測されやすいパスワードの使用は避け、他の人に知られないように大切に管理することが重要です。
もし、判断能力が十分でない方が悪質な詐欺や金銭的な搾取の被害に遭う可能性が高い場合は、成年後見制度の利用を検討することも有効な対策の一つです。
成年後見制度は、判断能力が十分でない方を法的に保護し、財産管理や身上監護を支援する制度です。
必要に応じて、家庭裁判所に申し立てることで、後見人、保佐人、補助人を選任してもらうことができます。
これらの成年後見人等は、本人の財産を適切に管理し、悪質な詐欺や金銭的な搾取から守る役割を担います。
万が一、悪質な勧誘や契約トラブルなど、消費者問題に巻き込まれてしまった場合は、一人で悩まずに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
消費生活センターは、消費者問題に関する専門の相談窓口であり、適切なアドバイスや情報提供を行ってくれます。
お金の管理をサポートする人たち
知的障害のある方がお金の管理をできるようになるためには、周りの人たちのサポートが非常に重要です。
家族や支援者
家族や支援者は、知的障害のある方にとって最も身近なサポート役です。
お金の概念を分かりやすく教えたり、一緒に予算を立てたり、日々の支出を記録したりするのを手伝うことができます。
定期的に話し合い、お金の使い方や貯蓄の状況を確認し、必要に応じてアドバイスやサポートを提供することも大切です。
また、悪質な詐欺や金銭的な搾取から守るために、普段から注意深く見守り、困ったことがあればいつでも相談に乗れるような関係を築いておくことが重要です。
専門機関
障害者就業・生活支援センターなどの機関では、知的障害のある方の就労や日常生活に関する様々な相談支援を行っており、その一環として、お金の管理に関するアドバイスや情報提供も行っています。
また、ファイナンシャルプランナーや社会福祉士などの専門家は、個別の状況に合わせて、無理のない資金計画を立てたり、具体的なお金の管理方法について相談に乗ってくれます。
これらの専門機関や専門家を活用することで、より専門的な視点からのサポートを受けることができます。
成年後見人等
成年後見制度を利用している場合は、家庭裁判所によって選任された後見人、保佐人、補助人が、本人の財産を適切に管理し、日常生活を支援します。
成年後見人等は、本人の意思を尊重しながら、財産の適切な管理や、福祉サービスの利用支援、医療に関する同意など、幅広い支援を行います。
お金の管理に関する相談窓口
知的障害のある方の中にも、様々な工夫や周りのサポートによって、自分でお金を管理し、目標を達成している方がたくさんいます。
例えば、毎月のお小遣いを決めて、その範囲内で欲しいものを計画的に購入したり、支援者と一緒に貯金の目標を立て、定期的に貯蓄状況を確認したりするなどの事例があります。
お金の管理に関する相談窓口や支援団体、参考になるウェブサイトなどの情報を知っておくことも、お金の管理を始める上で非常に役立ちます。
団体名 | 提供サービス | ウェブサイト |
---|---|---|
障害者就業・生活支援センター | 就労支援、生活支援、お金の管理に関する相談 | (お住まいの地域のセンターのウェブサイトをご確認ください) |
全国社会福祉協議会 | 福祉サービスに関する情報提供 | https://www.shakyo.or.jp/ |
金融広報中央委員会(知るぽると) | 金融知識の普及啓発、相談窓口の紹介 | https://www.shiruporuto.jp/ |
日本知的障害者福祉協会 | 知的障害のある方への支援に関する情報提供 | http://www.aigo.or.jp/ |
全国精神保健福祉会連合会 | 精神障害のある方への支援に関する情報提供(知的障害を伴う方も含む) | https://seishinhoken.jp/ |
消費者庁 | 消費者トラブルに関する情報提供、相談窓口の紹介 | https://www.caa.go.jp/ |
厚生労働省 | 障害福祉サービスに関する情報提供 | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202214_00001.html |
NPO法人きょうされん(共同作業所全国連絡会) | 知的障害のある方の地域生活支援に関する情報提供 | http://www.kyosaren.or.jp/ |
全国手をつなぐ育成会連合会 | 知的障害のある方とその家族の支援に関する情報提供 | http://zen-iku.jp/ |
独立行政法人福祉医療機構(WAMネット) | 福祉・保健・医療に関する様々な情報提供(制度、サービス、事例など) | https://www.wam.go.jp/ |
これらの情報を活用することで、お金の管理に関する知識を深めたり、困った時に相談できる窓口を見つけたりすることができます。
まとめ
知的障害のある方がお金の管理をできるようになるためには、分かりやすい情報提供と、周りの継続的なサポートが不可欠です。
お金の概念を理解することから始め、予算を立て、支出を管理するスキルを少しずつ身につけていくことが大切です。
焦らず、一つずつステップを踏んで、できることから始めていきましょう。
テクノロジーや支援制度も積極的に活用しながら、自分らしいお金の管理方法を見つけて、より自立した生活を目指しましょう。
周りの家族や支援者の方々も、知的障害のある方が自信を持ってお金の管理に取り組めるよう、温かくサポートしていかれてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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