ご自身の精神疾患による新規申請とお子様の額改定請求について

ご相談者様からの質問

  • ご自身の適応障害などの精神疾患で新たに障害年金2級の申請を考えているが、過去に遡って(遡及)請求したほうが良いか?
  • 現在障害年金2級を受給している息子の症状が悪化しており、1級への額改定請求を行いたい。
  • 事務所にサポートを依頼する場合の費用や、個人で手続きを進めるべきかのアドバイスが欲しい。

ご相談者様の状況

ご相談者様の状況

ご相談者様は、以前当事務所で足の障害(3級)の申請をサポートさせていただいた方です。

数年前にご主人が亡くなられたことや、お子様の体調悪化などが重なり、ご自身も適応障害で精神科を受診されています。

お仕事での過労や精神的な負担から救急外来を受診する事態となり、医師のストップもかかっているため退職を予定されています。

現在は足の障害年金(3級)の受給権をお持ちですが、遺族年金を選択して受給されています。

知的障害のお子様の額改定

お子様は知的障害で障害年金2級を受給中ですが、てんかん性障害が悪化して引きこもりがちになり、薬の副作用による体重増加や糖尿病、肝機能の悪化も併発しています。

主治医の先生は非常に協力的で、お二人とも障害年金(ご相談者様は2級の新規申請、お子様は1級への額改定)に向けた診断書作成を快諾してくださっています。

当事務所からの回答

当事務所からの回答

ご相談者様の新規申請について

ご相談者様の新規申請について

現在の足の障害とは別の病気として、新たに申請を進めることが可能です。

ただし、遡及請求については、認められたとしても既に受給している遺族年金との金額調整が入るため、手元に残る金額はわずか(10万円程度)となります。

そこから成功報酬(遡及分の10%)をお支払いいただくとマイナスになる可能性すらあるため、当事務所としては遡及請求はお勧めいたしません。

新規申請サポートをご依頼いただく場合

当事務所に新規申請サポートをご依頼いただく場合、初期費用として7万5000円(預かり金2万円+着手金5万円+消費税)が必要となり、認定時には年金2ヶ月分の成功報酬をいただいております。

ご自身での手続きは診断書以外にも揃えるべき書類が多く負担が大きいため、専門家のサポートをご検討いただくようお伝えしました。

お子様の額改定請求について

お子様の額改定請求について

額改定請求には遡及という制度はなく、提出した翌月分から年金額が改定される仕組みです。

精神疾患による2級から1級への額改定は非常に難易度が高く、当事務所でサポートする場合は初期費用が11万円(預かり金1万円+着手金10万円)、および認定時の成功報酬(改定後年金の2ヶ月分)が必要となります。

額改定請求は医師の診断書が最も重要

額改定請求は医師の診断書が最も重要であり、その他の書類は特に必要ありません。

そのため、主治医の先生が非常に協力的であることを踏まえ、費用負担も考慮して、お子様の手続きについてはご自身で先生と相談しながら進めることも有効な選択肢であるとアドバイスいたしました。

まとめ

まとめ

今回は、ご相談者様ご自身とお子様の両方の障害年金に関する複雑なご相談でした。

特に遡及請求を行う場合の遺族年金との調整の仕組みや、難易度の高い額改定請求に伴う費用について詳しくご案内いたしました。

専門家のサポートを利用して確実に手続きを進める部分と、費用を抑えるためにご自身で主治医と連携して進める部分を切り分けるなど、ご状況に合わせた最適な方法をご検討いただくことが大切です。

当事務所では、引き続きご相談者様のご状況に寄り添った最適なアドバイスを提供してまいります。

わくわく社会保険労務士法人

私は障害年金が受給できるの?

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